賢い投資家になるための隠れた常識








投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識
投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識ハワード・マークス 貫井 佳子

日本経済新聞出版社 2012-10-23
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原題は、

The most important thing - Uncommon sense for the thoughtful investor -


訳では、「隠れた常識」となっている 
"Uncommon sense"、がキー。

ウォール街で一般的でない常識が、著者の常識。

著者は、リーマンショックで最も稼いだと言われる、
逆張り得意とする、投資会社の会長兼共同創業者。

人と同じことをやってては勝てない、とは言いつつも、
本書に書かれている投資哲学は、
バリュー投資家と言われる人たちには、常識的な内容。


1.二次的思考をめぐらす
2.市場の効率性(とその限界)を理解する
3.バリュー投資を行う
4.価格と価値の関係性に目を向ける
5.リスクを理解する
6.リスクを認識する
7.リスクをコントロールする
8.サイクルに注意を向ける
9.振り子を意識する
10.心理的影響の悪影響をかわす
11.逆張りをする
12.掘り出し物を見つける
13.我慢強くチャンスを待つ
14.無知を知る
15.今どこにいるかを感じとる
16.運の影響力を認識する
17.ディフェンシブに投資する
18.落とし穴を避ける
19.付加価値を生み出す
20.すべての極意をまとめて実践する


そして、哲学としては解っていても、
実際に、その通り実践できないのも、投資。

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