好きな作家の








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ひとりと言っていい、恩田さん。

でも、いろんな作風の作品を書かれるので、
好みでなかったり、ちょっと作品の意図が理解できないものも。

だから、このブログを始めてからも10作程度は読んでるはずで、
ブログテーマのひとりとしてもいい作家さんなんですが、
そんな理由で、あえて、作品毎にテーマをカテゴライズ。

ただ、本作も、
ミステリ、SF、ファンタジー、純文学(?)。。。
いろんな要素があり、単純に日本の作品として登録。


本作は、異能者、人とは異なる能力を持つ人のお話。

残念ながら、うまく作品に入って行けず、
精読ではなく、上下巻を、ざっとスキムで。

上下巻約700ページを読んで、その先にある何かを見たい
という気にはならなかった。


本作は、連載が2006年から2009年。
その後、大幅に加筆・修正して、今年1月刊行。
2年前くらいに、近日刊行になっていたので、
かなり難産だった作品?


題名の『夜の底は柔らかな幻』は、
久保田早紀のラストアルバムのタイトルで、

著者によると、
"フランシス・フォード・コッポラの「『地獄の黙示録』をやろう」"
との思いで、書き始めたらしい。

『地獄の黙示録』との共通点は、なんとなく感じることができるし、
本作が難産だったのも、映画との共通点かも。