せつない小説アンソロジー









人恋しい雨の夜に せつない小説アンソロジー (光文社文庫)
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光文社 2006-06-13
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別にせつない小説が読みたかったわけではないんですが、

浅田次郎選で、
最近の日本の小説からだけではなく、

カポーティ、魯迅、小泉八雲から、平家物語まで。
日本の作家も、芥川龍之介や梶井基次郎など、

ちょっと手に取りたくても、
普段なかなか読めない作家が入ってたので。

どういうことを「せつない」って思うのかによっても違うと思いますが、
わたしの定義では、「せつない」って思ったのは、
井上ひさしと平家物語だけ。

カポーティは、怖いというか危うい感じ、など、いろいろ。

一番面白かったのは、小泉八雲。
外人から見た、日本人観が非常に興味深い。

一番うまいのは、さすがの浅田次郎の作品でした。

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