東芝・シャープが事業提携、液晶パネル調達先を集約(読売新聞) - goo ニュース

シャープ、堺工場から東芝へ液晶パネル供給=関係筋(ロイター) - goo ニュース

シャープと東芝が提携 液晶テレビのパネル供給(共同通信) - goo ニュース

3つの記事にニュアンスの差があって面白いが、
センセーショナルな表現をとるとすれば、

東芝が松下、日立との連合を離脱して、シャープと提携する、ということ。

先日、有機EL、松下、ソニーの対立軸が明確にと書いたが、
そこで、実は「東芝はどうするんだろうな?」と気になっていた。

これでシャープ-東芝連合、松下-日立-キャノン連合、ソニーの
3極対立が明確になった。

その意味では外野にとってもすっきりする。

まあ、これは、液晶を含めた薄型パネルの対立構造であって、
全般的な家電会社間の対立ではないので、
別ジャンルでは別の提携、別の対立軸がありえる。

薄型テレビに話を戻すと、直近の売れ筋からだけで判断すれば、
液晶ではシャープがダントツ、ソニーや東芝が追うといった展開。
プラズマは松下を日立が追っている。

そして、有機ELは今のところソニーだけだが、
まだ小型しかないのでこれからのねらい目であることは確か。

こちらとしては、寡占となって選択肢が減るのではなく、
いいものが安くなることを期待する。