「あるある」への苦情・意見、1万件超える(朝日新聞) - goo ニュース
「あるある」捏造 関テレが経緯報告(産経新聞) - goo ニュース
いつだったか忘れたが、最近のこと。
関西のある局のバラエティ番組で、関西では絶大な人気を誇るタレントYTが
芸能人の旦那(一般人)を中傷する発言をし、訴えられて裁判で負けた、
ということがあった。
被告側(つまり、タレントとTV局)は
バラエティだから多少の誇張は許されるし、見る方もそのつもりで見ている、
というような主張だったと思うが、
判決では、バラエティでも信じる人がいるので、あまりにもでたらめではいかん、
だったように記憶する。
簡単に言うとTVは嘘ついちゃいかん、この場合は人の悪口だったから
バラエティといえども誹謗中傷は問題だと、より厳しく見られたのでしょう。
では、「あるある」は、どうなのか。
もちろん嘘はまずい。
データを取ってもいないのに効果があったなんてのは
視聴者を騙したことに違いはない。
しかし、よくよく考えればもともと食べれば痩せるなんて、
眉唾ものではないのか。
それも聞いたことのないような食材を食べるならいざ知らず、
大勢が大好きで毎日食べている人もたくさんいる納豆でしょ。
納豆が健康にいいのは事実だと思うが、
食って痩せるなら「私なんかガリガリのはずだ」
という納豆好きが身の回りにわんさかいるはずで、
少なくともダイエットに即効があるとは思えない。
韓流ダイエット主婦が日本の番組に苦言(日刊スポーツ) - goo ニュース
にあるように、何もしないで食べるだけで痩せようなんて考え自体が甘い。
もちろん、捏造を正当化するつもりはないし、
それにすがりついた乙女心を一方的に非難もできないとは思う。
しかし、TVを徒に妄信するのもいかがなものでしょうか。
関連記事に
>放送法は第3条2項で「事実を曲げないで放送すること」と定めており、
とあるが、正確には、
第3条の2に
3.報道は事実をまげないですること。
とある。
つまり「報道は正確に」ということで、すべての放送で嘘言うなとは言ってない。
へ理屈だ、と言われるかもしれないが、
バラエティで嘘言うな、と言われるとバラエティが成立しないことも事実でしょう。
じゃあ、「報道」とは一体何だ、というと、これは法律には明確な規定がない。
第3条第2項の2には、放送番組について、
放送は教育番組並びに報道番組及び娯楽番組を設ける、とあるので、
バラエティは報道ではないと解釈できる。
そこで、「あるある」は報道なのかどうかが、
関テレが、倫理的にはともかく、法的に違反かどうかの決め手になるだろう。
もちろん繰り返し言うが、嘘を真実かのように放送するのは倫理に反するし、
真実かどうかも確かめないで、真実だというのも嘘と同じレベルでしょう。
それでも、TVというもの自体が多少の誇張はあるもので、
常にそれを割り引いて自己判断が必要でということではないでしょうか。
またまた繰り返しになるが「あるある」を擁護するつもりは毛頭ないし、
一般論としても嘘を放送する番組を弁護するつもりはない。
しかし、TVでやっているから本当だ、と
やみくもに信じ込むのはもういい加減にやめましょう。
TVが嘘を言っているとは言っていません。
しかし、TVは事実の断片を伝えているに過ぎないし、
事実も切り方によっては曲がって見えるということを忘れてはいけない。
それが良くも悪くもTVの限界であり、それ故に中立性が求められている。
TVを最大の情報源と思っても構わないし、
最も信頼できるメディアだと思うものかまわない。
しかし、絶対に正確なものだとも言えない、ということは忘れないでほしい。
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いつだったか忘れたが、最近のこと。
関西のある局のバラエティ番組で、関西では絶大な人気を誇るタレントYTが
芸能人の旦那(一般人)を中傷する発言をし、訴えられて裁判で負けた、
ということがあった。
被告側(つまり、タレントとTV局)は
バラエティだから多少の誇張は許されるし、見る方もそのつもりで見ている、
というような主張だったと思うが、
判決では、バラエティでも信じる人がいるので、あまりにもでたらめではいかん、
だったように記憶する。
簡単に言うとTVは嘘ついちゃいかん、この場合は人の悪口だったから
バラエティといえども誹謗中傷は問題だと、より厳しく見られたのでしょう。
では、「あるある」は、どうなのか。
もちろん嘘はまずい。
データを取ってもいないのに効果があったなんてのは
視聴者を騙したことに違いはない。
しかし、よくよく考えればもともと食べれば痩せるなんて、
眉唾ものではないのか。
それも聞いたことのないような食材を食べるならいざ知らず、
大勢が大好きで毎日食べている人もたくさんいる納豆でしょ。
納豆が健康にいいのは事実だと思うが、
食って痩せるなら「私なんかガリガリのはずだ」
という納豆好きが身の回りにわんさかいるはずで、
少なくともダイエットに即効があるとは思えない。
韓流ダイエット主婦が日本の番組に苦言(日刊スポーツ) - goo ニュース
にあるように、何もしないで食べるだけで痩せようなんて考え自体が甘い。
もちろん、捏造を正当化するつもりはないし、
それにすがりついた乙女心を一方的に非難もできないとは思う。
しかし、TVを徒に妄信するのもいかがなものでしょうか。
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>放送法は第3条2項で「事実を曲げないで放送すること」と定めており、
とあるが、正確には、
第3条の2に
3.報道は事実をまげないですること。
とある。
つまり「報道は正確に」ということで、すべての放送で嘘言うなとは言ってない。
へ理屈だ、と言われるかもしれないが、
バラエティで嘘言うな、と言われるとバラエティが成立しないことも事実でしょう。
じゃあ、「報道」とは一体何だ、というと、これは法律には明確な規定がない。
第3条第2項の2には、放送番組について、
放送は教育番組並びに報道番組及び娯楽番組を設ける、とあるので、
バラエティは報道ではないと解釈できる。
そこで、「あるある」は報道なのかどうかが、
関テレが、倫理的にはともかく、法的に違反かどうかの決め手になるだろう。
もちろん繰り返し言うが、嘘を真実かのように放送するのは倫理に反するし、
真実かどうかも確かめないで、真実だというのも嘘と同じレベルでしょう。
それでも、TVというもの自体が多少の誇張はあるもので、
常にそれを割り引いて自己判断が必要でということではないでしょうか。
またまた繰り返しになるが「あるある」を擁護するつもりは毛頭ないし、
一般論としても嘘を放送する番組を弁護するつもりはない。
しかし、TVでやっているから本当だ、と
やみくもに信じ込むのはもういい加減にやめましょう。
TVが嘘を言っているとは言っていません。
しかし、TVは事実の断片を伝えているに過ぎないし、
事実も切り方によっては曲がって見えるということを忘れてはいけない。
それが良くも悪くもTVの限界であり、それ故に中立性が求められている。
TVを最大の情報源と思っても構わないし、
最も信頼できるメディアだと思うものかまわない。
しかし、絶対に正確なものだとも言えない、ということは忘れないでほしい。