「一酸化炭素は危険」そりゃ当然。
その後どんなことを言えばカッコよくなるんだろうと思って、
ツイートの内容を見ると
「一酸化炭素」が危険なのは周知の通り。
「一酸化炭素」は血液中のヘモグロビンと強固に結合し、
ヘモグロビンが酸素を掴むのを阻害する。
一酸化炭素中毒になると、いくら空気を吸っても酸素が取り込めない。
つまり酸欠状態になり、軽度の場合は不快感、頭痛、吐き気などですが、
重症になると意識障害、昏睡、心肺停止に至ります。
一酸化炭素に気づかず中毒症状を起こし奇跡的に助かった人によれば、
頭痛、吐き気などでおかしいと思ったときにはすでに体が思うように動かず、
倒れてしまったが、かろうじて這いずることができ、ドアまで転がっていき、
ドアの下のわずかな隙間に口を付けて外の空気を吸った。
そのうち気付いた人が助けてくれて九死に一生を得たと言うことでした。
ドアが外開きだったからよかったようなものの、内開きだったら
自分自身がドアストッパーになって救助が遅れ死んでいたかもしれません。
記事の本体は、「一酸化炭素」ではなく「一酸化二水素」となってます。
ま、「水」ですけど、水がどれだけ危険かって説明の方が聞きたい。
水に限らず摂りすぎは良くない。
水の飲み過ぎは「低ナトリウム血症」を引き起こす。
低ナトリウム血症になると、軽度では疲労感、、重くなると頭痛、吐き気、
さらにひどくなると昏睡、そして死亡に至ることがある。
水がどれだけ飲めるかって大会で、水の飲み過ぎで死んだ人いるしね。
普通は何でもない物質でも高濃度になると危険なものはいくらもあって、
「二酸化炭素」もその一つ。
先日も消火剤としての二酸化炭素が誤放出される事故で作業員が
何人か亡くなっているが、メディアは二酸化炭素が充満して窒息と
伝えていた。何をのんきなことをと思ったのは私だけではあるまい。
二酸化炭素濃度が3%を超えると頭痛、吐き気、めまいが起こる。
半狂乱状態になるとも言われている。
7%を超えると呼吸不全、意識喪失、さらにこの状態が続くと呼吸停止
心停止、死に至る。
狭い空間で大量にドライアイスのスモークを焚くのも危険。
コンサートなどでは排出量と濃度計算をきちんとやってスモークを焚き、
換気も十分にされているとは思うが、実は危ない。
醤油を1Lを一気飲みすると高ナトリウム血症で死ぬと言われているし、
ウィスキーを一瓶がぶ飲みすると急性アルコール中毒で脳幹がマヒして死ぬ。
事程左様に使い方や摂取法などを間違えると危ない物質はいくらもある。
危ないのは水だけではない。