この間違いは珍しい。
「勇気を出して」の「勇気」の間に「画像上」が入りこんだと思われるが、
どうしてそうなったかの想像がつかない。
この間違いを包含した文に続いて、写真の説明があり、
「画像上」「画像下」の記述があるので、
唐突に湧いて出た表現でないことはわかるが、
この位置に、コピーされた、理由はわかりづらい。
東尾理子の揚げ足を取ろうと言うのではなく、
人はどういうミスを犯しやすいか、あるいは犯すのかを知りたい。
次は、単純な変換ミスの類。
記事は白熱球を電球型蛍光灯に置き換えることの関連で、
LEDの説明から、さらに有機ELに言及している部分である。
もちろん、「発効効率」ではなく、「発光効率」の誤りだが、
「はっこうこうりつ」と一語にして変換せず、「はっこう」「こうりつ」と
変換したと思われる。
FEP(あるいはIME)と呼ぶ日本語変換機能(漢字変換)にもよるが、
MS IME2007では、「はっこう」で「発効」を学習させても
「はっこうこうりつ」で変換すれば「発光効率」となるからだ。
このように同じ変換ミスでもその操作を推察することもまた面白い。