個人調査票 | 強迫性障害と上手に付き合うために…。

強迫性障害と上手に付き合うために…。

強迫性障害の患者さんって、結構多いそうです。
でも、なかなか完治は難しい…。ならば、強迫性障害とうまく付き合うしかない。でも、どうやって?
それを考えていくブログです。

一昨日、職場で「個人調査票」という書類が配られました。


教員をやっていると毎年もらう、簡単に言うと、来年度の異動についての希望調査なんです。


異動したいのかしたくないのか、異動したいのなら、どこの地区やどこの学校に行きたいのか、あるいはそのまま今の学校にいたいのかを書く書類なんです。


もし、退職したいのなら、それもこの書類に書くことから始まる、重要な書類なんです。


かつては、冬休み前に配られて、年明けの始業式の日に校長に提出していたんですが、だんだん早くなって、今年は11月1日に配られ、12月1日に提出だそうです。


去年までは、異動するかしないかだけが問題で、退職までは考えていませんでした。でも、今年はちょっと違うんです。辞めようかな…と。


教育の世界全般で考えると、年を追うごとに教育の世界って難しくなっているし、どこかの大学教授みたいな理論だけの人が考えた、“〇〇教育”ってものがどんどん入ってきて、はっきり言ってシンプルじゃない。


“子どものため”と言う魔法の言葉を盾に、ブラックな勤務体系を強いられ、保護者はモンスター化していく。


教師の中にも変な奴がたくさんいて、盗撮したり子どもに手を出して捕まるバカや、体罰に飲酒運転で懲戒処分になるアホが後を絶ちません。


そんなバカやアホのせいで、不祥事根絶の研修が組まれる始末。


“子どもに手を出してはいけません”

“飲酒運転はいけません”


なんて、わざわざ研修で教えてもらわないと出来ないことですかね?


しかも、そういう研修は現職教員が受けるわけだから、不祥事を起こしていない、いわば普通に常識をもった教員が研修を受けさせられるわけなんですよね。


それに、教員も長く続けていると、人事のことなんかも見えてきて、


“なんであんなバカが校長や教頭になるんだ?”


なんてのも見えてきます。


世間一般的には、校長になる人は人格者と思われるかもしれないけど、実際には学校の常識しか知らない、大バカたったりするんですよ。


こんなことだから、今、教員が療養休暇や産休を取るとなると大変です。休みの期間働いてくれる、講師希望者がいないんです。だから、誰かが休むと、誰かにしわ寄せがいく現状です。


まぁ、教育界全般でムカつくことを並べたら、軽く論文が書けちゃうぐらいになるのでこの辺にして、今度は個人的なことを書いてみます。


まずは、今の私の状況ですが、過去にも何回か書いたんですが、特別支援学級の知的障害のクラス担任で、5人の子どもをみています。


でも、その内訳がちと大変で、肢体不自由児に自閉症、そして知的障害の子どもが4学年に渡って在籍しています。毎時間、全員がやっていることが違うんです。


だから、毎時間5人分の授業準備をしないといけない。それに、自閉症の子にも道徳をやれと言われたり、もしかしたら、今年度中に在籍児童が増えるかもしれなかったりと、はっきり言って、今まで遭遇したことのない状況なんです。


自閉症で、コミュニケーションが取れない子に、どうやって道徳なんかやれって言うんでしょう?


管理職も管理職で、この前、行動がいつも遅い子にちょっと指導したんですけど、別に怒鳴ったわけでもなければ強い口調で言ったわけでもなく、普通に話しただけなんですけど。


ただ、それが廊下で、ちょっと離れていたために、私の声がちょっと大きかったようなんです。そうしたら、私が注意されました。


普通のことを普通に指導したらいけないみたいです!


結局、管理職と言うのは、自分がその学校に勤めている時に、不祥事に繋がりそうなことはその芽を積むことばかり考えているから、


“大きな声=恫喝”


となるんでしょうね。


廊下で距離が離れていて、ちょっと声が大きくなったら恫喝なんでしょうか?こんな管理職にも幻滅です。


こんなことから、教育の世界に嫌気が差して、今年は退職で個人調査票を提出しようかなって考えています。


“退職してなにやるの?”

“独身じゃなく、家族がいたらそんなことは考えないよ!”


なんて言われますが、退職してなにをやるかなんて、聞いてきた人には関係ないことだし、家族がいたらって…、タラレバの話をしたところで何の意味もないし。


そもそも、辞めるなって言う人は、


“私のことを、あなたが責任もってくれるんですか?”


と聞きたいですね。


まぁ、提出までまだ時間があるので、よく考えたいとは思いますが、今の教育界…はっきり言って魅力は感じませんね…。