甲「好きな音楽って何ですか?」
乙「アシッドフォークとかです・・・。」
甲(ちょっと引いた感じで)「渋いですね・・・。ニックドレイクとかですか?」
乙「まぁ、そんな感じですね…。あと、シド・バレットとかぁ・・・。ピンク・フロイドの・・・」
暫しの沈黙
甲「プログレですね。何かすごいですね。音響系いいですよね。」
乙「はぁ・・・。最近のは分からないですけど。トータスとかですか?」
そして、会話はうやむやに終わる。
アシッド・フォークの相場なんてそんなもんでした。有名どころは必ず上の二名が筆頭。
大体どこのレコード屋でも変に高い値段で埃かぶっているのが関の山で。
再発とかも怪しいところのレーベルのものが、誰が買うんだよってくらいのショボイおどり文句でユニオンに陳列されている。
そこに目を留める変なオッサン。
ホントそんな感じだった。ひたすらダサかった。
あー、それが今では、タワレコでもbunnyanとかが陳列されてるし、フリーフォークとか音響系フォーク特集みたいなので普通にアシッドフォークのコーナーあるし。ニューカマーも登場してそれが結構良かったりする。
来期のパリコレのランウェイなんかにも使われたみたいです。ボンジュールにもエレクトロ・クラッシュに続くジャンルとしてアシッドフォークっていうまんまなタイトルのコンピを押してるし。
いやいやなんとも様々な業界から注目されてるみたいです。
冒頭の会話とか全然違いますよ。もう今の時代は。
まぁ、そんなのどうでもいいですけどね。
ただ、そのうち便乗してくるやつが絶対出てくるわけで、それがちょっとシンパイです。
もともと、自分のやりたい音が、たまたま他とちょっと変だったとか風変わりだったみたいな理由がアシッドフォークといわれてしまっただけで、良質な音楽であることには変わらないと思うんですよ。
それを、音の純化だか何だか知らないけどとぼけた事言ってノートパソコン(ラップトップっていうんですか)持ってた人間が急にアコギを買っちゃってさ。
しかも、いきなり音質がどうのこうとか薀蓄たれて、きっとマーチンをローン組んで買うんです。(ヴィンテージならなお良し。)
そんで、ポロン~♪なんて爪弾かれて。大して弾けてないのに「うんこれだ!音のIT革命やぁ。」とか言うに違いない。
メジャーどころでは元スーパーカーの人辺りがそういうことを平気でやってくれそうな気がします。
そんなことより、某セレクトショップで流れていた音楽が気になっていて。
おそらく最近の流れの人たちだと思うんですけど、軽快にスイングしてるスリーフィンガーにパキパキしたカントリータイプのドラム、そこに淡いニックドレイクのような歌声が乗っかってる曲がすごい良かったんです。
誰か知らないかな?アシッドフォークだったよ。
あと、ついでに、東京でジーパンのアタリを再利用して裾上げしてくれるとこ。
♪:イーダスフロスト/テレスコープ
今フリークド・フォークとかいってるそこの君、彼女を忘れてはいけないよ。これスゴイ良いから。大推薦だから。90年代ドラックストアの歌姫とか言われつつ中古で格安、フリーク度満点だから。あとベックも忘れるな。
正月とか自分のデモ録音とか卒論で久々の更新になってしまいました。
近況としては、やっとテレキャスとアコギが似合う奴になった気がします。
モニターも買った事だしぼちぼちデモ録も再開。久しぶりにスタジオも入りたい気分だねえ。
メモ:
ディスヒートの再発を試聴したが、個人的に曲そのものの微妙な印象はアナログと変わらない気がする。
でも音質はやっぱアナログだな。