日曜は十代暴動ナイト20に出向く。
正直、前日の飲みのおかげで二日酔いも酷く、むしろ行く気は無かった。
理由は色々あるにせよ、まず前日に二日酔い必須の飲みの予定が先に決まっていたからだ。
それが、不思議なもので夕方目が覚めると何とか体は動いた。自然にライブハウスに向かっていた。
おそらく、みんなとまともに会える最後の時だったからかもしれない。
思えば、自分の音楽に行き詰まり、たまたま見かけた駆け出しの頃のおとぎ話を知ったときから、
レシポン、clisms、muddy、カルピス、もんでん、イノウエ君…
色んな人や音楽との出会いがあり、勇気をもらい考えさせられた。
そして今、僕は一つの結論に至ったのだ。
「戦闘機にさようなら、残るのはスカイライン」
お茶を濁そうとしているわけだが、いろんな意味でこのレシポンの歌詞の一部に集約されるような気はする。
本当にありがとう。これからもよろしく!
そんな感傷に浸っている暇もなく、ライブ後半に会場にいた高校の同級生から、同じく高校時代の友人の訃報を知る。
まさかそんな?
体の底から悲しい震えのようなものと同時に頭の中が真っ白になった。いろんな思いが交錯して、場所もわきまえず目に涙が浮かんできた。
とっさに出来たことは、彼とも親友の、よく僕の話に出てくるレコZ君にその真偽を確かめて、デマであることを願うことだった。
結局連絡は繋がらなかったが、だいたい理解した。
その後の演奏していたペンペンズを観ても悲しい気持ちにしかならなかった。
もちろん演奏は素晴らしかったけど、まるで線香花火のような寂しい気持ちでしか聞けなかったのだ。
今となっては疎遠だったが、彼とは良く遊んだし。少なからず自分の今を創ってくれた恩人でもある。
彼がいなければこれほどまで、音楽が好きにはなっていなかっただろうし。れこZ君を引き合わせてくれたのは彼である。
レコZくんが高1の春音でジザメリを演奏したとき、一緒に衝撃を受けたし。一緒にアコギ部屋で練習したり。お好み焼きで遊んだり。
フライドポテト。目の保養。 I wanna be your man のベースライン。思い出すだけできりがない。
そういや、そのとき僕は何故かふらふらだったけど、彼女に振られて落ち込んでたの微かにおぼえてるな。
受験の頃にはすっかり会わなくなって、久しぶりに電車の中であった時、話して
「俺は普通の人間だから、頭のいい人に追いつくには、その倍勉強して努力すればいいんだ。」
という一言が、今でも僕を律してくれている。もともと頭良いのに本当に頑張り屋さんだった。
卒業してから彼は京都に行ってしまい、それから一回しか会わなかったし、
その後の彼のことはわからなかったけどきっと頑張っていたんだと思う。
僕は彼のすべてを知っているわけでもなく、僕が偉そうに彼のことを言えた立場ではないのはわかってる。
でも、君はさよならしても、君の残したスカイラインは僕の目にずっと焼きついているよ。
それにしても、あまりにも悲しすぎる。会いたいなと思っていた矢先なのに。
風の知らせながら僕に教えてくれたんだね。
ちょうど君が旅立ったとき、僕は実家のピアノの修理のこと考えていて、
君から借りて返していないピアノ教本のことが頭を頻りによぎったんだよな。
なぁK。
Sもお前らいなくなるの早過ぎるよ。