あの日 | 夢の中のひとり言

夢の中のひとり言

日々のいろいろな事がまぶしいくらいの輝きになって残っていきます。
今の私には追いかけられなくてもここに残れば後でまた思い出せるでしょう。

5年前のあの日、僕は県庁のリハビリ部門(?)でリハビリの順番待ちをしていた。



午後2時46分。



折り畳みの椅子が暴れて立たない。


揺れがおさまって、玄関前に逃げた。

でも、私は右半身が鈍かった。
(前年に2度目の脳卒中を起こした)

杖に頼ってようやくビッコ歩きを始めた所だ。


必死に逃げた。

必死に逃げた・・・。


逃げる途中で元気な人が杖を邪魔だと蹴っ飛ばされて転んだ、でも、とにかく逃げた。


建物(5階建て)は壁が割れて崩れた。


義母が送り迎えをしていたが、指定の駐車スペースが無かったため別の場所に車を停めたため、幸いにも移動出来た。


徒歩30分の所を車で1時間以上かかって帰った。


途中、崩れている家もあった。


携帯は通じない。メールだけうっておいた。
(私のは080から始まるのでなかなかつながらなかった)

義父は家にいたが、家内や妹家族、実家とは連絡がつかず。



テレビが見たかったが、倒れた為画面が割れて見えなかった。

ラジオは・・・乾電池が無かった。


1日だけ凄い悲しく、

でも、明日は誕生日だっけ?