DIY・TPUフィラメントでスマートタグケースを作る | Photograph to Life ~生活に写真を~

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紛失防止タグをTile MateからFindMy対応品に移行させているのですが、自転車に目立たないように取り付けるにはどうしたら良いかで色々と試行錯誤中です。
 
参考リンク:

 

FindMy対応品に移行するきっかけはDIGLだったのですが、動作にちょっとクセが有って「動きがないと位置情報の更新がされなくなる」ので他の製品におきかえて行こうと考えています。DIGLよりも遥かに安価な製品でもきちんと位置情報更新がされるものがあるので、そちらを選んでいる感じです。

 

ただ、ケース類はほぼ皆無なので自作しないといけなかったりするので、3Dプリンターで試行錯誤中というわけです。

 
今までは主に「PLA」という比較的硬質なフィラメントで作っていたのですが、スマホケースなどでおなじみ「TPU(熱可塑性ポリウレタン)」のフィラメントがあるということを知ってものは試しと導入してみました。

 

購入したのはエメラルドグリーンとあるもので、クリア系のフィラメントです。ある程度想像はしていたのですが、やはりPLAと比べるとしなやかです。

下記画像の様に変形させても壊れません。

 

 

変形させているのは試作で作ったものですが、サイズが微妙に大きかったので再度設計し直しました。そして完成したのが下記画像のモノ。

 

・スマートタグケース
 
右横に写っているスマートタグ用に設計しています。両サイドに結束バンドを通して固定する台座をつけてあります。基本的にはサドルレールに取り付けることを想定しています。

 

 

ピッタリ収まって容易に外れてしまうことは有りません。外す時はケースをひねってやれば外れます。

 

 

ロゴが見えるように穴も開けてあります。これはまあ、無くても良いわけですが...。

 

実際に自転車に取り付けてあるところは写真を撮っていませんが、結構いい感じに取り付けできています。結束バンド固定なので電池交換の都度結束バンドが必要ですが、そこそこ電池は持つのでさほど苦にならないのではと思います。

 

互換品にはAirTagよりも薄型のモノがあるので、サドル下に取り付けるということがやりやすいのですが、いかんせんそのためのケースがない。本音を言えば、下記パーツと一体化したスマートタグが有れば良いのですけど需要という意味では微妙ですから出してくれるところは無さそうです。