RoadBike・ダートフリーク様から回答頂きました | Photograph to Life ~生活に写真を~

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私が現在「技適特例を利用して運用中」である「Magicshine SEEMEE DV TAIL LIGHT(以下SEEMEE_DV)」が複数の販売者がネット販売している件ですが、「AVANT GARDE ONLINE STORE(以下agbike)」さんが「代理店である」と名指ししたダートフリークさんから正式に回答を頂きました。
 
参考リンク:

 

端的に結論からですが、「国内でネット販売(店頭販売も有るかも)されているSEEMEE DV TAIL LIGHTはダートフリークでは取り扱いはしていません

以下、Facebookアカウントからの回答をスクショしたものですが、はっきりと「取り扱いはなく、現在のところ販売の予定もございません」とあります。

 

 

問い合わせは、ダートフリークさんのFacebookアカウントからメッセージで行ったのですが、私はオートバイ部門と自転車部門の両方があるとは知らずにオートバイ部門の方にメッセージしてしまいました。にも関わらず、丁寧な回答をいただけたことは感謝しかありません。

 

という訳で、agbikeさんの言う「代理店はダートフリーク」というのは虚偽の回答ということになってしまいます。また、HobbyRideさんが言う「SEEMEE_DVを扱う国内代理店」はどこなのか言及されていませんから、少なくともこれら2店に関しては「独自に輸入している」と考えるしかありません。その取引先がMagicshine本体で有るかは不明です。

 

確かに、ダートフリークさんは「日本におけるMagicshine正規代理店」となっています。ただし、「すべてのMagicshine製品を取り扱っているわけでない」という点に注意が必要です。そして、ダートフリークさんが取り扱う製品の中に「SEEMEE DV TAIL LIGHTは無い」訳です。

ですので、現状「国内で販売されているSEEMEE_DVが故障等した場合はMagicshine本社と直接やり取りする必要がある」ので、最悪「故障したら捨てる」覚悟ができるのでない限りは購入をオススメしません。そもそも、使用するに当たっても「180日間限定の技適特例制度を利用」せずに使用した場合は「電波法違反を問われる可能性がある」製品です。

 

技適特例制度を利用して運用中の身から言えることですが、SEEMEE_DVは「安価な自転車用ドライブレコーダー」として非常に魅力的です。弱点としては「音声記録がない」以外は無いと言っても過言ではありません。操作性は、「カメラ+リアライト」も「カメラモードのみ」もそれぞれボタン操作のみでオンオフ可能ですし、リアライトは後方だけでなく側方からの視認性も高いものです。使ってみて思うことですが、正式に技適認証を取得して正規販売して欲しい製品です。

 

別に敵視しているわけでは無いですが、スマホアプリとWi-Fi連携可能という点で「外出先でも動画の確認が容易」という点で下記のDVR80よりも優れていると感じます。

 

 

また、価格面でも「公式サイトで2万円を切っている」というのは大きなアドバンテージです。DVR80は元になったライトと比べて3倍の価格になっていて、それでいて初代FLY6と同等の性能ですから現在ではちょっと高すぎではという感じです。自転車への取り付け方法も「サドルポスト以外を想定していない」のも不便です。

 

とは言え、SEEMEE_DVは現状で技適認証が取れていない訳ですから、国内の販売店から買ったとしても「使用するには技適特例の申請が必須」です。

念のため書いておきますが、SEEMEE_DVのWi-Fiはオフモードがありません。稼働中は撮影するしないに関わらずWi-Fiの電波を発しています。この点は、Wi-Fi対応のSJカム系アクションカメラと異なるところです(電波を使う機器である以上はオフにしていても規制対象です)

 

この記事を書いている最中に確認したところ、下記の楽天ショップでも販売が確認されました。

 

 

このショップも「※商品の更なる詳細情報、互換性、サイズ感等々はトラブル回避の為、当店ではお答えすることができませんので直接メーカーもしくは代理店へお問い合わせ頂きますようお願い申し上げます。」と書いていますが、SEEMEE_DVに関しては国内の取り扱い代理店がありませんので下記のMagicshine公式サイトに問い合わせするしかありません。

 

参考リンク:

 

私のように海外通販で購入する場合は覚悟していることですが、国内のショップから購入する方が「海外のサイトで問い合わせする」「やり取りに時間がかかる」上に時には「放置で対応してもらえない」ということに納得できるのかというと無理ではないかと思います。

 

という訳で、ダートフリークさんが正式に「SEEMEE_DVは当社取扱のない製品です」と言っていますし、今後も取り扱う予定も無いと言うことであれば「現時点で国内販売されているSEEMEE_DVを買うメリットは皆無」ということになります。

もし、国内のショップから買うとしても「故障時の保証は期待しない」「技適特例制度の申請が必要で、最長180日(別理由での再申請は可)の使用期間」「個人輸入でもっと安価に買えるところもある」を納得した上で買う必要があります。

特に、「技適特例申請」に関してはしっかりやっておかないと「電波法違反を問われる」可能性が大きいので、その点をしっかり認識しておく必要があります。

 

という訳で、安価で高性能では有るものの、現時点ではSEEMEE_DVは万人におすすめできる製品ではないと結論せざるを得ません。もし、国内外のショップを問わず購入を検討されている方はここに書いたことをしっかり留意し、きちんと技適特例制度を利用して使用されることを期待したいところです。

 

2023/12/15 20:09追記:

楽天のショップ「サイクリック楽天市場店にも「知りたい事があるので代理店を教えて欲しい」との問い合わせを行いました。

 

 

2023/12/16追記2:

agbike及びHobbyRideに対して、再度の問い合わせを行いました。agbikeに対してはダートフリーク様が取り扱いを否定していることを、HobbyRideに対しては「ダートフリーク以外の代理店の有無とある場合の連絡先」に付いて質問しています。

回答がいただけるかは不明ですが、回答がいただければ再度記事にする予定でおります。