デジタルガジェット・Seinxon Finder Card着弾 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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以前記事にしたApple AirTag互換のカード型スマートタグ「Seinxon Finder Card」が到着しました。
 
参考リンク:

 

Apple製品をメインで使っている場合、標準アプリに「探す(Find My)」と言うのがある訳ですが、この探すアプリに対応するので便利なのです。

 

以前はTileのカードタイプを使っていたのですが、バッテリー交換不可なので使い切りというのが残念でした。Tileは一時期ですが「コンビニで安く販売」した事があるので北関東あたりでもそこそこに使えます。

 

 

同じ様な製品としては「MAMORIO」がありますが、こちらはQi規格のワイヤレス充電に対応です。

 

 

ただ、MAMORIOは北関東あたりではほぼ使えないと言うか、追跡には向きません。手元を離れたら通知とか、家の中で置き忘れたのを探す程度で使うのが精一杯という感じです。

実際、貼付けタイプのFUDAというのを使っていた時期が有るのですが、他のMAMORIOユーザーとすれ違ったことすら有りませんでした。

 

TileにしろMAMORIOにしろ、専用アプリが必須である上に「同じサービスを利用する人が増えること」が前提となっています。これはAppleのAirTagも同じなのですが、「OSに標準の機能」として提供されているのと、日本においてはiPhoneユーザーの多さも相まって地域による位置情報精度の高さに差がないという点で他のスマートタグよりも優位性があります。

ただ、Appleの探すアプリに対応するカード型製品はいくつかあるものの「電池交換や充電は出来ない」ものばかりです。

 

 

上記のAnker製品など良さそうなのですが、やはり使い捨てになってしまう。なんというか、勿体ないと思うんですよね。せめて回収システムが有ってメーカーでリビルドされるとかの仕組みがあればいいのですけれど、そういうシステムにはなっていません。

そんなところに登場したのが「Seinxon Finder Card」な訳で、これはもう買うしかないなとw

 

一応、製造販売元のサイトを見るとAmazonのUSサイトから販売されているようです。

 

参考リンク:

 

という訳でパケージ。

 

 

カードサイズの製品なので小ぶりなパッケージですが、パッケージにもコストかけている感じです。

 

 

裏側にはAndroidで使う場合のアプリ名と、Apple FindsMy対応である記載があります。

 

 

技適は、おそらくはクラファンで代理店となった企業が取ったのだろうと思います。ですので、海外サイトから個人輸入で購入した場合には技適が取れていない可能性が高いので個人輸入はおすすめしかねます。日本のAmazonや楽天などで買えるようになってくれると嬉しいところです。

 

 

内容品は上記の2点の他にUSBケーブルに説明書。必要最低限ですね。

 

 

充電器は上記のように使います。クリップ式ですが保持力低めなので充電中は触らないほうが無難です。

 

image・充電中

 

充電中は上記のようになります。インジケーターはカード裏面側になる位置なので、その点ちょっとという感じ。充電用の接点が裏面側にあるので仕方ないのでしょう。

 

 

表側にある電源ボタンを押すと電源が入り、ペアリングが可能になります。iPhoneの場合は探すアプリに「その他の持ち物を追加」で登録します。これはAirTagやDIGLなどの設定をしたことがあればすぐに終わります。

 

・充電器にひと工夫
 
充電器のポートはUSB Type-Cなのですが、頻繁な抜き差しはあまりしたくないので上記のような工夫をしました。充電専用のマグネット式端子をつけっぱなしにする訳です。

 

 

通信が不要で充電に特化しているので、上記のタイプのケーブルは意外と便利です。私は自転車ライトや一部のモバイルバッテリーにつけっぱなしにしておき、玄関で充電できるようにしています。

また、Zwiftする際もサードパーティ品のMagSafe充電器にこのタイプのケーブルを使っているので、iPhoneでコンパニオンアプリを使う際にバッテリー残量を気にしないで済んでいます。

 

Seinxon Finder Cardに話を戻すと、「使い捨てないカード型」で探すアプリに対応という点では現状で唯一の製品となっています。確かに日本での知名度はまだまだなのでAnkerの様には行かないでしょうけれど、「カード型でAirTag互換」のスマートタグが欲しい人はいる訳です。AppleのAirTagは財布に入れるには厚みがありすぎますし、カード型のケースに入れても中央部が膨らんでいるのでクレカを割ってしまう危険性もあります。海外でAirTagを分解してカード型に改造した例があるほどです。

 

参考リンク:

 

改造したものは基盤の厚みの制限もあってか3.2mm有るようですが、Seinxonのカードは2mmありません。クレカ2枚分程度の厚みなので他のカードと一緒に入れても違和感なく使えます。

お値段は高めに感じますが、使い捨でで4000円前後することを考えると充電して繰り返し使えるという点を考慮すれば決して高くはないと思います。

 

サイズもクレカサイズとハーフサイズが有るので、ハーフサイズならば(例えば)「サドルバッグやトップチューブバッグに入れておく」のにも邪魔になりません。

Seinxon製品に追従する形で充電可能なAirTag互換のカード型製品の選択肢が増えてくれると良いのですが、メーカー的には使い捨てでリピート購入してもらうほうが嬉しいのかもしれませんね。