さほど広くもない我が家の玄関…、引き戸で無く開戸故に使いにくい下駄箱の為オープンタイプのシューズラックも併用しています。
なにぶん20年選手のシューズラックな上に、「飼い犬にカジカジされた」痕など有って見た目よろしくない。
更に言えば、伸縮式のパイプにシューズを載せる構造なので「靴が頻繁に落ちる」と言う何とも間抜けな状態でした。
床に直置きと言うのもあって、溜まった埃の掃除もしにくく、何か対策をと常々思案していた次第。
アイディアとしては、以前に作った「ダンボールストッカー」と同じに「塩ビ管(PVCパイプ)」を組んで、ダンボールストッカーより進めて「壁付けで床から浮かせる」と言うのがありました。
塩ビ管で棚を作るというのは結構ネットで見る事が出来ますし、金属パイプよりも安価で加工もしやすいと言うメリットがあります。
という訳で、VP13と言う「内径13mm/外径18mm」のPVCパイプとエルボ、キャップを買って来て製作開始です。
塩ビ管は、先に書いた様にVP13です。色は濃いグレー(かなり黒っぽい)をチョイス。丁字の継手は同色だとエルボと太さが異なっていたのでグレーのものを購入。
少々ですが、ダンボールストッカーを作った時の残りもあるので色を上下で変えても良いかなと考えたのもあります。
棚板はOSBパネルの端材に良さそうなサイズの物があったので端材で調達。因みに1枚50円w 当初からOSBパネルをカットして使う予定でいたので非常にラッキーでした。
おかげで材料費は総額で1500円を超えていません。
パイプのカットは下記のパイプカッターを使いました。一応アルミパイプも切断できるパイプカッターなのでPVCパイプはサクサク切れます。
カットはほぼ現物合わせです。下段にはそこそこ高さのある靴を入れたかったので下段からサイズを決めています。
左右の棚板受けをPVCパイプで作る訳で、形としてはアルファベット大文字の「E」を二つ作る感じ。
このEの真ん中と下に棚板を固定して、開いている側を壁に固定すれば完成。
固定方法はキャップを壁にねじ止めしてEの開いている側を差し込む方法です。
壁にはOSBパネルを貼って壁紙に靴が直接触れるのを防いでいます。
運が良かったのは、壁に貼ったパネルの中間の幅で同サイズのOSBパネルが4枚手に入った事と、長さが全て90cm前後(誤差1cm以下)だった事です。おかげで「切断面のささくれ処理」だけ行えばカットの必要も有りませんでした。
厳密に位置決めしていないので若干歪みがあるのですが、パッと見には分からない程度に納めています。完全に床から浮いているのでシューズラック下の掃除がラクになります。
以前は最下部にもパイプが有ったので掃き掃除がやりにくく、飼い犬の抜けた毛などが溜まりやすくなっていました。これからは置いている靴を退かすだけで掃き掃除出来るのでかなりラクになりそうです。
上下段共に4足まで載りますから、収納量は十分です。基本的に履く頻度の高い靴をこちらに置く事になります。
シューズラックを自作した事で、それまでは左手側の下駄箱下に置いていた工具箱も収まる様になったのは偶然ですが助かります。
棚板になっているおかげで靴も落ちにくくなりましたし、見た目もスッキリしました。
このシューズラック製作と片付けのついでに、収まりの悪かった「ELITE SUITOのライザーブロック」の収納方法も工夫してみました。
吊り下げて保管が一番場所を取りません。なので、吊り下げ用にアイボルトを付けました。
アイボルトはM6が最も細いらしく、M5のアイボルトは見つからず。手持ちでM6のアイボルトがあるので、ライザーブロックに5mmの穴を開けてねじ込んだだけです。
5mmの穴にM6ネジをねじ込んでいるのでナットも不要です。
吊るす場所はFELT F85の前輪下。フックは磁石で付く物を使っています。
アイボルトを取り付けたので掴みどころが無かった点も解消しました。
全体的に玄関がスッキリしたのでZwiftもやり易くなりました。
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