Wahoo ELEMENT BOLTを購入する前はサイクルコンピューターとしてiPhoneアプリの「Wahoofitness」と連携する「Wahoo RFLKT+」を組み合わせて使っていました。
参考リンク:「Wahoo RFLKT+」を手に入れました
このRFLKT+はサイクルコンピューターと銘打ってはいますが、単体ではサイコンとして機能せずiPhoneアプリとセットで使うのが前提となっています。要はiPhoneとBluetoothで接続し、iPhoneアプリでの測定値を表示するディスプレイです。
この「iPhoneアプリとセットで使う」と言うのがちょっと曲者でして、「iPhoneのバッテリー駆動時間に依存」することと「アプリがフリーズや異常終了」するとログがすべて飛んでしまう(要は記録が消える)のです。
参考リンク:りんりんロードを走って見た
これを経験したのでELEMENT BOLTに替えたわけですが、RFLKT+も保管しておくだけでは勿体無いということでモニター提供を受けた固定ローラーを使うときの専用にすることにしました。
参考リンク:固定ローラーをレビューすることになりました
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この固定ローラーはMuddyFox(MF26-EXP-F)でしか使っていないのですが、MuddyFoxはジテツウするときにも使うのでサイコンを2つ使うようにしておくのは不便だったりします。そう、ELEMENT BOLT用にアウトフロントマウントが付けてあるわけです。
参考リンク:ジテツウ開始しました
MuddyFoxにもアウトフロントマウントを付けたのは「ステムの角度の関係でステムマウントではサイコンが見難い」からなのですけれど、ELEMENT BOLTの爪は形状こそGARMINと似ているものの「向きが90度違う」のと「爪の幅が少し広い」という違いがあります。外形はほぼ同じなので少しだけ加工すればGARMIN用のマウントに取付可能ということで、上記のようにGARMIN互換のアウトフロントマウントを加工して取り付けている次第。
RFLKT+にはGARMIN互換のマウントアダプターが付属するのですが、完全にGARMIN互換となっているのでELEMNT BOLTとは爪の向きが90度異なります。なので、そのまま使おうとすると横向きに取り付けるということになってしまう。それでは見難くで仕方ない。
また、RFLKT+は前後方向で挟み込む方法で取り付ける方式なので、GARMINタイプのアダプターを付けてしまうと電池交換の際に面倒。ならば「裏蓋にマウント爪のパーツを貼り付ければ良いのでは?」と思いついて以下のものを購入してみました。
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実際に購入したのはもっと安いもので、まぁ、REC-MOUNTS純正でなく互換品ではと思われるもの。両面テープなど付属しませんでしたが、もとより接着してしまうつもりだったのでむしろ好都合でした。
非常に簡素なパッケージで届いたアダプターですが、要は補修パーツ扱いの様です。
裏面を見ると2つの突起があります。このままですと貼り付けに支障があるのでコレは削ります。
樹脂で出来ているので比較的容易に削れますが、100均のものでもいいので平棒ヤスリがあるとラクに削れます。これをRFLKT+の裏蓋の丸い部分に接着剤で貼り付けます。使う接着剤は、樹脂用としてはほぼ万能と言っていい「ウルトラ多用途プレミアムソフトSU」です。
接着剤は爪楊枝で少量とって、薄く塗ってやればOKです。下手に厚塗りするとはみ出して汚くなりますし、平らに密着してくれない可能性があります。とにかく、この接着剤に関しては「ちょっと少ないかな?」と言うくらいでも十分な接着力を持っているので薄く万遍なく塗るのがきれいに仕上げるコツです。
また、ゴム系接着剤には珍しく「片側だけ塗ってやればOK」というのも扱いやすい。瞬間接着剤でないので硬化には時間がかかりますが、その分微調整もやりやすいのがメリットです。
上の画像のように、アウトフロントマウントはELEMENT BOLTに合わせてマウント爪が取り付けてあります。このアウトフロントマウントは爪が噛み合う部分が脱着式で、向きが90度変えられるのでDHバーにサイコンをマウントしたい場合にも便利というのが売りになっているようです。
上の画像の通り、正しい向きで取り付けできるようになりました。これでハンドルバーに付けていたRFLKT+専用マウントを外すことが出来ます。ただし、ELEMENT BOLT専用のマウントだと取り付けは出来ないのでFELT F85をローラーで使う際にはちょっと工夫が必要かもしれないです。
とは言っても、ちょっと嵩上げしたアダプターを噛ませば付けられそうなのでそのへんは工夫次第というところですね。