ひかり電話ルーターを壁掛け出来る載せ台を製作 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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我が家では、2005年からフレッツ光を利用していて途中ひかり電話にも加入したのですが、割りと初期のひかり電話ルーターである「RT-200KI」を現在も運用中です。

 

このRT-200KIは、沖電気製の「WebCaster V110(WBCV110)」と同筐体で色が違います。V110は、同じ筐体の兄弟モデルが複数あって機能も異なります。ひかり電話ルーターとしても「WebCaster V110M」と「RT-200KI」の2モデルあります。

 

RT-200KIの良いところはWBCV110と同筐体のルーター全般で言えることなのですが「筐体内部にゆとりがあって発熱を原因とした故障が起きにくい」と言うのが挙げられます。

実際、WBCV110は2005年に中古機を購入して以来RT-200KIと併用でした。

 

ところが、ここにきてWBCV110の挙動がおかしくなりました。実際には故障でなく、フレッツ光をドコモ光に変えたことにともなってネットワーク設定上で何らかの不具合が出ている感じです。

私の環境では「GE-PON-ONU=RT-200KI=WBCV110=AirMacExpress」の順で繋いでいるのですが、WBCV110を繋いでいるとネットサーフできなくなりました。RT-200KIはブリッジ設定なので、プロバイダーの認証はWBCV110に受け持たせていたのです。

そもそも、WBCV110を併用していたのは「ニフティフォン」を併用していたからで、現在では余りメリットは感じられない繋ぎ方と言えます。

 

という訳で、トラブルの切り分けをしやすく出来るようにV110を外したのですが、RT-200KIも全くハングアップしないという訳ではありません。ですので、設置方法を思い切って変更してしまうことにしました。因みに、今まではダイソーのワイヤーシェルフを縦長に継ぎ足して最下段に置いていました。

 

RT-200KIを含むWBCV110筐体機は「立てておく」のが前提のデザインで壁掛け設置が出来ません。しかも、足跡が長方形というものでなく「前端に向かってゆるく絞り込まれた楔形」で台座一体型なので動かないように固定するのも意外と難しい。あえてやるなら「コマンドフックで貼り付けておく」と言うような方法をとらないといけません。

 

今までは同じ形状の色違い筐体が2つ並んでいたのでズレ等発生しにくかったのですが、一台だけとなると動いてしまったりが気になります(この辺が微妙に気になる)

なので、ズレにくい置き方を考えないといけません。

 

・載せ台の材料

 

メンテナンスや掃除のやりやすさを考えて壁掛け設置することにした訳ですが、材料は例によって100均調達です。

壁掛けのベースにするのはセリアのパンチングボードと言う有孔ボード。A4サイズくらいの大きさが有るので便利です。

それと、ダイソーで桐の板材と3mm厚のコルクシートを買ってきました。

 

・載せ台部作成

 

有孔ボードの短辺に合わせて桐板材をカット。支えにするために三角棒も同じ長さにカットして貼り付けます。

 

・コルクシートをカット

 

桐板材の大きさに合わせてコルクシートをカット。このコルクシートを加工してRT-200KIの脚がピッタリ嵌るようにします。

 

・台座の形の段差

 

RT-200KIの脚に合わせて切り抜いたコルクシートを貼り付けると3mmの段差が出来ます。ここにRT-200KIを載せます。ほんの少しの段差ですが、ぴったり嵌るようにしたのでカンタンにはズレたりしません。

 

・台座裏側

 

右側の三角棒の部分で有孔ボードに接着します。

 

・接着中

 

本当はクランプで固定したいところですが、何分薄板なので自重のみです。

以前は下に敷いていいるワイヤーシェルフの棚板と同じ物を組み上げてルーターを設置していました。

 

・載せてみる

 

試しに載せてみたのは元は「セキュリティールーター」として販売されていた「WebCaster X400」です。現在はセキュリティーサービスが終了しているので。事実上「WBCV110の色違いバージョーン」となっています。これもWBCV110の予備機として持っていたのですが、どうやらWBCV110と同じ状況にしかならないので現状は使っていません。

 

・壁付け設置

 

設置はこの様になります。ワイヤーシェルフの載せても良かったのですが、ここにはAirPlay用にデジタルアンプを置いているのでこの様に設置することになりました。

 

・ケーブル処理

 

ケーブルについては、結束バンドだけでまとめることにしました。コイルチューブを使うと見た目きれいになりますが、ケーブルを引き直しする時に不便。それよりも、一定間隔ごとに結束バンドで留めれば見た目にもきれいにまとまりつつ、引き回す変更時も結束バンドを切るだけで済みます。

 

・設置完了

 

ワイヤーシェルフ自体は、アンプの定位置であるのと壁とFAXのスキマを確保するためにそのまま。そのスキマに入り込む感じで設置しているので意外と目立たたない感じになりました。メンテナンスも比較的やりやすくなりました。

 

ついでにですが、AirPlay用で使っているオーディオケーブルも交換。

 

 

Anyproさんからサンプルを頂いた製品なのですが、長さが2m有ることを除けば品質と見た目の両方を備えたものです。ケーブル自体がしなやかなので取り回しもしやすく、こういった用途で使うにも最適なケーブルです。今後、アナログ系ケーブルはこのブランドで揃えようかと思うくらいに気に入りました。

 

後は、アンプの定位置ももう少しなんとかしたいのでアイディア練っていかないとですね。