Bluetooth製品を多くレビューしているからなのか、今度は「満点プラス」と言うマケプレ出品のベンダーさんから「TaoTronics」ブランドのBluetooth製品の提供を受けました。
提供を受けたのは以下の2点のBluetooth製品
上記の他にスマホ用のクリップ式コンバージョンレンズの提供を受けました。
無駄な装飾のないパッケージで良い感じ。こういうの好きですね。先行き売ること前提に買うんでないかぎり箱って捨てちゃいますからね。こういうリサイクルに出しやすいパッケージは非常に良いです。
外箱は紙でも緩衝材は発泡スチロール製とか多いですが、これは緩衝材も紙製。
本体と充電ケーブル、3.5mmステレオミニプラグのオーディオコードと説見書。説見書は日本語版ページもあります。
日本語版と言っても機械翻訳なのか若干表現がおかしいところはあります。ですが、意味は通じるので問題ないかと。
大きさは、小さいですね。手のひらサイズです。バッグに入れて持ち歩くというのにも向いている感じですね。
前後対照にグレーの金属メッシュ、上下を黒のラバー素材と言う造り。ユニットは左右チャンネルと中央にパッシブラジエーターと言う構成。
非常に薄型のデザインです。窓枠に載せて使えるサイズです。右端のアイコンを見て分かるように、NFCでペアリング出来る機能も付いています。最も、iPhoneの場合はこの機能を使えません。
Bluetooth製品なので技適マークもしっかり入っています。これは安心ですね。
向かって右側に電源ボタンと充電用microUSBポートがあります。3.5mmステレオミニジャックもあるので有線での接続も可能。ただし、有線接続時は防水でなくなるので水に近いところで使うのはダメです。
ペアリングは、電源ボタンの長押しでペアリングモードに移行。機器リストから「
TaoTronics TT-SK09」を選択すればOKです。iPhoneだとパスコードも求められません。
音質は、このサイズでは頑張っているといえます。若干こもった感じの傾向がありますが、浴室で使うと壁の反響のおかげで良い感じに響きます。
音の明瞭さに欠ける理由はエンクロージャ容積が小さいことに起因しているのではと言う感じですね。小型化したゆえの結果でしょう。
ですが、価格とサイズを考えれば十分にいい音だと思います。
私が自作した風呂スピとの比較ですが、幅は同等で高さが2/3位、厚みは半分です。自作品は弁当箱がエンクロージャになっているので容積が大きく、その分音は明瞭です。ただし、バッテリーはいちいち外して充電しないとダメですけれど。
まぁ、私みたいな物好きでないとBluetoothの浴室用スピーカーを作ろうとかは考えないと思うので、浴室で音楽を聴きたいなら本製品を買うほうが良いですけどね。
次にBluetoothのトランスミッター。
このタイプのBluetooth製品の多くは「レシーバー」であることが多いのですが、こちらはその逆で送信機です。要は、Bluetooth機能を非搭載のオーディオ製品でBluetoothイヤホンなどを使うための製品です。
この手の製品は意外と多くなくて、国内のベンダーはバッファローとロジテックからでてるくらいですね。レシーバー兼用(切り替え式)はサンワサプライから出てます。
大きさだけ見ればこの「TT-BA06」が一番小さいのではないかと思います。しかも薄型です。
TT-BA06本体とオーディオケーブル2種、充電用USBケーブル、説見書が入ってます。オーディオケーブルは3.5mmステレオミニプラグの物とRCA端子に対応する変換ケーブルが付属します。
厚みのあるクッキー位の大きさで、電源ボタン以外は目立つものはありません。主音声入力の3.5mmステレオミニジャックと充電用USBポートは側面にあります。
技適マークもしっかりと認証とっていますから安心です。イヤホンなどはパッケージには技適マーク等記載有っても本体に記載なしが有ったりするので表示方法等ちょっと考えて欲しいところはありますね。認証番号はパッケージ記載のみで本体にはマークのみ表示でも良いとかはダメですかね。
こちらはトランスミッターと言う性格上なのか音質面で若干妥協しているのかなと感じるところがあります。iPhoneと直にペアリングして使ったのと比べると音質の低下が感じられます。とは言っても、Bluetooth機能の無い音響機器をBluetooth対応させることが出来、繋ぎ変えれば複数の機器で同じイヤホンやヘッドホンが使えるのは便利です。
庭仕事しながら音楽やラジオを聴きたいけれど、スピーカーで鳴らすと近所迷惑になると言うような、住宅街での使用とか便利かと思いますね。
最後にコンバージョンレンズ。
魚眼とワイド、マクロの3種に使えるクリップ式のコンバージョンレンズですね。
この手の製品も幾つかレビューしてるんですが、ブログで書くのは初めてかな?
一番大きいのがワイドコンバージョンで、小さいほうがマクロと魚眼。マクロは先端部を外して使います。
携帯用の巾着も付いていますが、このセットでありがたいのはレンズのリアキャップが付いていること。写真には写ってないですが、レンズの後玉側にもキャップがあります。他社製品だとリアキャップが付いていない事が多く、巾着袋に入れて持ち歩くと傷が気になります。
上の写真がiPhone6sの標準とワイドの比較。周辺で歪曲収差が出ますけど、スナップ用途なら十分な画質を確保できていると言えます。まぁ、遊び用と割り切ればと言うか、スマホ用のコンバージョンレンズは基本的に遊び用ですからね。
色々とレビューするようになって思うことですが、中華メーカーもなかなか侮れない製品を出してきてますから、国内のベンダーも頑張って欲しい物です。