製造販売元は「小泉成器」と言う、「KOIZUMI」ブランドの製品の製造する会社です。私くらいの年代だと、「コイズミ学習デスク」のイメージが強い小泉産業のグループ企業です。
この小泉成器と言う会社は、「VIDAL SASSOON」や「フィリップス」ブランドの美容関連の製品も販売しています。
今回購入した、SOUNDLOOKは小泉成器と言うかコイズミの音響関連製品のブランドの様です。
・SOUNDLOOK SDD-4332
写真で見るように、割りと洒落たデザインです。ボタン類も押しやすく、操作感は悪く有りません。ただ、モード(メディア)切り替えボタンの表記が「ファンクション」なのでパッと見にモード切り替えで使うとは分かりにくいかもしれません。
・ボタン類表示は日本語
ボタン類の機能表示は日本語なので分かりやすい。時計内蔵なのでタイマー設定が可能で、音楽をアラームとして設定出来るようです。
ボタン類を見ても分かるように、この製品は「再生専用」です。
・USBとSDカードスロット
左スピーカーの下側にUSBとSDカードスロットが備わっていて、MP3ファイルの再生に対応しています。ただし、SDカードはSDHC未対応の様子。
先に書いたように、再生専用の製品なのでUSBメモリーやSDカードへの録音にも未対応です。これはちょっと残念なところですね。
- SOUNDLOOK ステレオCDシステム SDD-4332/K/小泉成器
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Amazonではマケプレに中古(もしくは新古・デッドストック品)を販売している業者があるようですが、ちょっとお高いですね。後継機種が新品で買えるので、Amazonで買うならそちらを買った方が良いかもしれません。- KOIZUMI SOUNDLOOK ステレオCDシステム ブラック SDD-4335/K/小泉成器
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実際のところ、デザインはどちらも変わらないですね。本体の色が微妙に異なるようですが、スピーカーのネットがグレーから黒に変わっただけとも言える外見です。
機能面で異なるのは、SDD-4332はMP3の早送り再生が出来ないのに対して、SDD-4335は早送り再生に対応したらしいです。
電源は9VのACアダプターの他、単三乾電池を6本で動作します。動作用の他に「バックアップ用電源」として単三乾電池2本が必要です。バックアップと言うのは、時計やラジオのプリセット設定を保存維持するための電源のようです。
- KOIZUMI SOUNDLOOK ステレオCDシステム ブラック SDD-4335/K/小泉成器
・スタンドで自立する
薄型なので、写真に有るようにスタンドバーを使って自立させます。このスタンドバーを付け替える事で手提げ、引掛けて使うことも出来ますが、これはいちいち外さないといけないのでちょっと面倒です。どうやら、SDD-4335でも同じらしいので改善の余地ありと言う感じですね。
あと、持ち運び可能な製品なのにFMアンテナが直付けの細いケーブルです。これもSDD-4335でも改善されていないようで、せめて脱着式にしておいて欲しい部分ですね。中古購入ですし、いずれ改造しようかと思案してます。
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CDを再生せず、簡単操作で年代問わずにMP3で音楽をと言うのであればオーム電機の「RCS-U500K」の方が普通のラジカセの形な分なじみやすいかもしれません。
ラジオに関しても、AM/FM兼用のロッドアンテナ付きですし、ラジカセ世代にはRCS-U500Kの方が使いやすいでしょう。
音質に関しては、オーディオレベルを望んでいるとがっかりすると思います。ただ、RCS-U500Kよりは高音質です。薄型の割には頑張っているのではと思わせます。じっくり聴くというのには向きませんが、BGMで流しっぱなしにすると言う程度であれば十分に満足できる音質です。
また、USBやSDカードでの再生にモード設定しておくと、バックアップ電池無しでコンセントを抜かない限り初期値に戻らないので、電源オンでMP3ファイルを再生することが出来ます。バックアップ電池無しでコンセント抜くと「FMラジオ」にモードが切り替わってしまいます。
再生専用のプレーヤーとしては妥当な機能を持っていますが、もう少し高くなっても良いので、USB/SDにラジオを録音できる機能が有ればよかったのにと感じます。この点だけが残念なところです。
まぁ、私は格安で中古購入ですから納得の範囲ですが、新品で買うかとなればラジオ録音出来る製品を選ぶでしょうね。