キャリア版iPhoneの修理とネットワーク利用制限 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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私が購入したApple製品としては、(リコールを除いて)実に17年ぶりで修理を依頼したiPhone5sですがちょっと気になることがあったのでドコモショップ及び相談室(151)に問い合わせてみました。ドコモショップについては、窓口での対応です。

今回、デジタイザの剥離を原因とした修理を行った訳ですが、iPhoneの場合は「修理=同一機種と交換」であるのでIMEI(製造番号)が代わってしまいますIMEIが代わった場合に問題が起きた例は日本で最初にiPhoneを扱い始めたあの会社の回線でよく聞く話です。

具体的にどういった事が起こるのかというと、「端末代金支払い済みで残債無し」「基本料通話料の延滞無し」であっても、ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイトにおいて「△」または「×」と表示されると言うこと。
「△」は「盗難や不正契約が判明した場合はネットワーク利用制限になる」可能性がある端末。「×」の場合は利用制限中の端末になります。

iPhoneを扱うようになってからだと記憶してるんですが、ドコモでも利用制限中であるかを確認できるサイトが公開されました。

ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト

ここに、確認したい端末の製造番号(大抵はIMEIと項目)を入力すると利用制限中で有るかが確認出来ます。
試しに、今回交換となった私のiPhone5sのIMEIを入力してみました(最後の2桁を伏せています)

・結果は「ー」

ドコモの場合、Appleの保証で交換対応となった端末の場合は「ー」と表示されます。この点について、ドコモに確認したところ「ドコモの販売した端末で無いので「製造番号が確認できません」と言うことになるとのこと。ただし、これを持って利用制限が掛かるということも無いということです。

また、大抵は「Appleの保証期間内」での自然故障の修理は「残債支払中」に交換となる事が多いと思うのですが、あの会社で発生したような「端末代金支払い完了済みであるのに『△』や『×』になってしまって中古ショップで売れない」と言うことにもならないそうです(基本料や通話料未払いが有れば別)

また、ドコモの場合は「ケータイ補償お届サービス for iPhone & iPad」と言うのがあって、月額600円の負担(5cは500円)で故障や破損の程度にかかわらずに年2回、7500円で在宅交換修理が可能です。コチラの補償についても、自然故障でAppleで交換修理となった場合でも継続利用可能とのこと。これは、修理に関しては「ドコモで製造番号を確認しない」のが理由とのことです。

重要なのは「
水濡れ全損紛失盗難・破損・故障・ご購入から1年を超えた自然故障」と補償の範囲が広いことです。特に、水濡れと全損、紛失や盗難も補償対象というのは大きい。2年目以降は機種変更で対応しても負担が大きくないので解約しても良いかもですが、残債があるうちは加入しておいたほうが良いでしょう。
アップルケアとの併用も出来ますが、アップルケアに併用加入するメリットは「Appleの在宅交換修理の手数料3000円が掛からない」と言う以上の物は有りません。1年の補償を過ぎてからは、ドコモの補償のほうが「交換端末の到着後10日以内に返送」でOKなのと、破損や故障した端末を送付できなかった場合の違約金も4万円となっています。
あと、ケータイ補償お届サービスについては月額料金が掛かる代わりに、「期間の限定が無い」と言うのも大きなメリット。2年目を超えた場合も、機種変更より月額基本料と交換料金が機種変更のそれを超えない範囲ならば加入を継続したほうがメリットが大きいでしょう。

Appleの在宅交換修理ですと、クレカで87000円(5sの64GBの場合)が仮押さえで請求保留されますので、保証期間内の自然故障以外ではデメリットの方が大きくなってしまいます。Apple StoreでSIMフリー版を買った場合以外で、(ドコモ利用の場合は)積極的に加入するメリットは無いですね。補償期間も2年間ですし...。