ヘッドホンスタンドの改造はコチラ
「旧型AirMacExtreme筐体をヘッドホンスタンドのベースに改造」
・AirMacExtreme筐体のヘッドホンスタンド
リンク先記事でも書いているのですが、元々が無線LANルーターですから内部にはそれなりに空間があります。
ちなみに、バナナスタンドの固定方法はこんな感じです。
・ホットグルーで上カバーに固定
ヘッドホンスタンドに流用しているダイソーのバナナスタンドもこんな感じなので、中身はがらんどうな訳です。なので、単純に蓋して終わりと言うのはもったいない訳です。
そこで、当初は充電専用のUSBハブにしようと思っていたのですが、データ転送対応のUSBハブを組み込むことに変更しました。
・追加購入した部品
部品とか書いてますが100均のUSB関連アイテムです。USB方向転換器とmicroUSB延長ケーブルを追加購入しました。USB方向転換器はAirMac筐体内側に固定して使います。延長ケーブルは、内部に組み込むハブのコネクタを取り去ってケーブル直付し、充電器やPCに繋ぐポートとして使います。
・セリアの2ポートUSBハブを利用
内部に組み込むUSBハブは100均のセリアで購入した2ポートUSBハブに挿して使います。ただ、このままだとAirMac筐体内部の曲率の関係ですんなり取り付けできません。なので、一旦分解して一部パーツを除去します。
・継ぎ手部分のパーツを除去
USB方向転換器と言う名称の通り、継手構造になっていて上下左右90度に向きを変えられる構造になっていますが、コードを収めている継ぎ手部分のパーツを除去します。この時点ではハンダゴテは使いません。コードも外さずにそのまま使っています。
一旦殻割りすることもあって、USBコネクタのハンダ付け部分の耐久性が気になるのでホットグルーで補強します。と言うか固めてしまいます。黒いカバーは筐体内部に接着する関係で一部加工程度で再利用します。・接着後にホットグルーで補強
USB方向転換器の改造品を筐体に接着します。USBポート用の開口部はひとつなのでLANポート用の開口部を使います。幸いにも、LANポートとUSBポートの開口部幅がほぼ同じでした。
・差込側から
LANポートであるため高さが大きく隙間があります。ここもホットグルーで塞ぎます。
位置決めする時、別なUSBコネクタを差し込んで位置決めすると抜き差しで支障が出ることがなくなります。
・microUSBのポートを取り付け
ポートとか書くとそれっぽいですが、実際は延長ケーブルのメスコネクタを取り付けただけです。取り付け場所は、USBポートだったところ。
高さが合わないのでケーブルコネクタ部のゴム質の被覆の上下に溝を切って押し込んで固定。周囲の隙間は例によってホットグルーで穴埋め。
・USBハブを取り付けてみる
USBハブは上記の様に収まります。このUSBハブはPCに直挿しするタイプで、離して使う場合は延長ケーブルを使います。このコネクタを外して、ケーブル直付に改造します。
・USBケーブルをハンダ付け中
microUSBの延長ケーブルは5本の線を使っていますが、改造時に使うのは黄色を除く5本です。
・ハンダ付け完了
ハンダ付けが完了したら、この時点で通電と通信のテストをしておきます。ホットグルーで固めてしまってからだと、事実上直せないからです。
・ハブを接続してみる
内部ではこんな感じでハブが入ります。同じハブをもう一つ使えば3ポート化出来るので、最終的にもう一つハブを追加します。
・3ポート化の為のショートケーブル
USBポートをもうひとつ追加するので短い延長ケーブルを作成します。これを先の2ポートと同じように取り付けるのですが、このポートはACアダプターのソケットだったところに追加します。
その為、元は丸穴だったものを四角い穴に加工しています。
・3ポート化完了
ホットグルーの処理が適当なので若干仕上げが汚いですが、普段は見せる部分でも無いので十分。
USBハブもホットグルーで筐体底部に固定しました。
・上カバーを取り付けて完成
各部の取り付けと接着が完了したら、上カバーを取り付けて完成です。ネジは別な用途で使ってしまっているので、ごく普通のタッピングネジで上カバーを留めています。
・使ってみる
早速、Bluedio HTを充電してみました。わりといい感じに仕上がりました。3ポートあるので、ドコモのBluetoothレシーバーの充電にも使えますし、同時にiPhoneの充電、同期にも使えます。
ヘッドホンスタンドとしても安定したし、掛けたままで充電も出来るようになったので便利になりました。