ダイエットに失敗する理由 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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ダイエット(=食事)という言葉の意味からすると「減量」と言うことじゃないのだけれど、まぁその辺は置いといて...。

男女にかかわらず、ダイエット(体重を落とす)ということに失敗する理由は「オーバーペースでの体重減少を期待する」からでしょうね。体重を落とすということにだけ注目してしまって、もっと大事なところに目がいっていないからです。女性の場合「痩せる=キレイになる」と喧伝されていますし、男性も「痩せている=カッコいい」と言うイメージなのでしょう。痩せるという過程において、もっとも必要なことよりも「見た目の良さ」だけを追い求めてしまい、本来必要な努力や時間を出し惜しみするから失敗するのです。

体重を落とすというのは、すなわち「シェイプアップ」と言う方法を取らないといけません。例えば、身長165cmで体重が70kgと言う人が二人いたとします。仮に「A」さんと「B」さんとしましょう。

AさんもBさんも、BMIから算定すると「25.7」となります。しかし、Aさんは見た目にBさんよりも細身に見えますし、実際にウェストも細めです。この違いは何にあるのかということですが、それは「骨格筋量」と言うものが関係してきます。そう、Aさんは骨格筋量が多く体脂肪が少ないということなのです。対して、Bさんは骨格筋量が低く体脂肪が多いわけですね。

人間が太りにくいか太りやすいかの目安になる数値の一つに「基礎代謝」というものがあります。総じて、同身長、同体重であれば、体脂肪率が低い人のほうが基礎代謝が高くなります。これは、筋肉は多くのエネルギーを必要とするからで、極端な話「毎日、基礎代謝量までのカロリーなら摂取しても太らない」と言えます。ちなみに、基礎代謝とは「寝ているだけでも消費するエネルギー量」のことです。つまり、筋肉質な身体を手に入れることが太りにくい(リバウンドしない)身体を手に入れることになるのです。

この基礎代謝を高めることは「太りにくい体質」を手に入れることの近道です。しかし、その体質を得るためには近道はありません。むしろ遠回りするくらいの気持ちが必要です。
例えば、電車通勤ならば「ひと駅手前で降りて家まで歩く」ことや、10km程度の距離ならば「クルマでなく自転車で通勤する」など自分の身体を積極的に動かすのです。そして、必要な栄養素はきちんと摂取することが大事です。ここで気をつけるのは「摂りすぎないこと」で、例えば「糖」はご飯をきちんと食べていれば体内で糖化されるので過剰摂取にならないように気をつけましょう。むしろ、きちんと炭水化物を摂り、体内で糖化するというサイクルを維持する方が太りにくくなります。炭水化物抜きダイエットなどは、むしろリバウンドが大きくなりがちなので、俳優の様に「役作り上どうしても短期間で痩せなくてはいけない」というような場合を除いてやるべきではないと思います。

私自身、昨年の同時期には72kgもあった体重が、現在はほぼ62kgで安定(身長は162cm) 体脂肪率も20%あったものが13%以下になっています。ここに到るまでに、1年以上のウォーキング、筋力トレーニングを継続してきました。昨年末からはスポーツクラブにも通っています。もし、痩せたからといって、トレーニングを欠かすことになれば再び筋力が落ちて体脂肪が増えてしまうでしょう。
理想の身体を手に入れるということは、それだけの努力も必要になるのです。努力せずに痩せるということは出来ないと肝に命じましょう。
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