今回は、息子から生石神社の写真を見せられ

「どうしてこうなったかな?」

…と問われたので、謎を解きに…じゃなくて、珍しいもの見たさに、思い立ちましたん´ω` )/

 

 

 

生石神社 おうしこじんじゃ

 

兵庫県高砂市阿弥陀町生石171

 

 

駐車場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凄いっ ・・・ これ全部岩?岩の上に建ってる?

 

・・・ こういうの、初めて見たので衝撃的。

 

生石神社は兵庫県高砂市・宝殿山山腹にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

可愛いこまいぬさんが好き。

 

 

 

生石神社は小高い岩山の上にあり、麓にある鳥居から真っ直ぐに石段が神社に向かって伸びているのが目印。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石の宝殿と呼ばれるご神体の分岩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生石神社は、石の宝殿と呼ばれる巨大な石造物をご神体として、お祀りしています。

 

階段を登り神社の境内に入ると、すぐ正面に石の宝殿への入り口があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

古墳時代から現代に至るまで、市内で産出されている石材・竜山石(たつやまいし)を採石した形跡がみられる、総面積67万平方メートル、162か所におよぶ遺構。

 

このうち、竜山(たつやま)と宝殿山(ほうでんやま)にまたがる約11万平方メートル、31か所については、2014年(平成26年)10月6日に、「石の宝殿及び竜山石採石遺跡(いしのほうでん および たつやまいしさいせきいせき)」として、他の史跡群とともに国の史跡に一括指定された。

 

古代以前の採石遺跡としては、初の国指定の史跡。

 

 

 

 

 

 

 

生石神社のご神体は…

宮城県鹽竈神社の塩竈、鹿児島県霧島神宮の天逆鉾

 

とともに「日本三奇」の一つとされている。

高さ5.5m、重さ500トン

 

 

 

●ご神体の向かって右側

 

 

 

 

●ご神体向かって左側

 

 

 

 

 

 

 

 

●ご神体の背面

 

 

 

 

背面に約1.8mの三角の突起があります。

 

 

岩山を削って作ったであろう巨石。

高さ約5.7m、横約6.4m、奥行約7.2mの直方体で 

背面に約1.8mの三角の突起があります。

重さは推定500トン、幅約1.6m、

深さ約30cmの溝が周囲に刻まれています。

正面が少し変色しているように見えるのは、

社殿の火事で焼けた跡で、よく見ると剥落したような部分もあります。 

※キャノンカメラとスマホと併用し撮影したので、色がまちまちでわかりにくいと思います。

 

 

 

 

巨石の下に黒い部分がありますが、

ここには水が溜まっていて、小さな池のようになっています。

この池に ”巨石が浮いている” ように見え、

別名「浮石」ともいいます。

もちろん、本当に浮いているわけではありません。

 

この巨石は、下の部分を削って堀りこんであり、

底部基盤から切り離す直前ぎりぎりの、

ぐらぐらとしている不安定な状態で切り離されてはおらず、

繋がったままの状態、そのまま残っている石だそうです。

 

因みに・・・ この小さな池のような場所には「鯉がいるのでお金を入れないで下さい」との事。 

 

 

 

 

 

 

人力で切りだそうとした巨岩

 

この石の宝殿が書物に出てくる最も古いものは播磨の国風土記

 

神代の昔、天津神の命を受けた大穴牟遅おおあなむちと少毘古那すくなひこなが、 国土経営のため出雲からこの地に至り、国を守るための 「石の宝殿」を一夜にして作ろうと、建造にとりかかりましたが、土着の神(阿賀の神)の 反乱を受け、それを鎮圧している間に夜が明けてしまい ました。

 

そのため、宮殿は現在の形である、横倒しのまま引き起こすことができませんでした。

 

そこで二神は、 たとえ未完成でもこの宮殿に鎮まり、国土を守ることを 誓ったといいます。

 

社伝では崇神天皇の時代、国内に疫病が流行していたとき、石の宝殿に鎮まる二神が崇神天皇の夢に表れ、「吾らを祀れば天下は泰平になる」と告げたことから、現在地に生石神社が創建されたとしている。

 

石の宝殿周辺は竜山といい、古代から現在に至るまで使われている採石場が多くあります。奈良や大阪にある古墳の石棺は、この竜山石で作られています。

 

古墳時代に兵庫県の西部にある高砂(たかさご)から奈良や大阪まで石を運んだというのは驚きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

恐ろしいし、滑り落ちそうだし。

靴裏は機能するだろうか。

今日は、調子が悪いらしく、急勾配で膝が痛む。

ま、いい。 急ぐ旅でもあるまいしと、ゆっくり進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

竜山石(たつやまいし)採石場

 

 

 

竜山石(たつやまいし)とは

 

竜山石は、加工に適した強度と粘りを有する凝灰岩。

 

採石場の近くを流れる法華山谷川(洗川)からの舟運で西日本各地に運ばれ、時代を問わず建築物や石仏等に利用された。

 

 

古墳時代中後期の長持形石棺・家形石棺、奈良時代の平城宮および恭仁宮の礎石、近代の旧造幣寮貨幣鋳造所、住友ビルディング、名古屋市公会堂の外壁が知られる。 

 

 

文化財修復用の石材としても利用される。姫路城の石垣、鳥取藩主池田家墓所の玉垣、山本能楽堂などが知られる。

 

 

姫路城石垣:https://ameblo.jp/cm112519261/entry-12340232744.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで…往きは鳴門大橋、

帰りは、瀬戸大橋から帰りました。

どこで間違ったのか。

たぶん、神社を出て左に行かず、右に行ったせいなのかも。

正反対っとびだすピスケ1

 

あ…言い忘れましたが、神社の岩山は、右側階段よりも、左側の階段の方が昇りやすいようです。スカートでも楽々のようでした。

私は、知らなかったので右階段から上り、とても怖い思いをしました。

馬鹿っとびだすピスケ1

 

今回は、おみくじも買いましたよ。

ゆる子さんブログに、ちょい影響されまして(^-^)

 

 

おみくじ引いたし(^-^) 可愛いし。

好きな干支を選べば良いらしい。

犬が好きなので選びました。

(動物アレルギーで近づかないけど犬が好き)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十数年ぶりの 大吉。

犬は、家に飾ってくださいね。との事。

 

 

 

 

 

 

 

神社→ 広いから→ 犬を走り回させられる

家族の一員だから連れてきた。…と、このようにマナーをわかっていない人達のせいで、犬を連れて行けない場所が、どんどん増えるでしょうね。…というか、私が幼き頃は犬を連れ、神社の鳥居をくぐることなど、ありえませんでしたけどねぇ。(ひろぴ家一族だけかも)

 

神社・仏閣への敬意のようなものもありましたし、住職の方も 住職としての意識が高かっ ・・・・ ま、いい。

 

時代でしょう。

ここの神社は、色々ときちっとしているので、なんか気持ちが良い神社でした。(^-^)

 

 

 

 

 

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なんじゃもんじゃの花

 

出典:google画像検索 なんじゃもんじゃの花(生石神社)

 

別名「ナンジャモンジャ」。

モクセイ科の落葉樹ヒトツバタゴ(一葉たご)

 

4月下旬~5月頃が、生石神社での見頃だそうです。

 

同神社の氏子が約30年前、神社の境内に植樹した。雑木と間違えて切られることもあったが、現在は高さ約6m程に育っているらしい。出典:Wikipedia

 

 

次回は、神社内で採れたという 蜂蜜も買いたいなぁ

 

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※日本三奇について

 

日本には古くから「奇跡」と伝えられる建造物があります。

いつ、だれが、何のために、どうやって作ったのか? その由来は、神話を含めて諸説あり、人間の常識や現代の科学をもってしても、未だにその明確な答えはありません。 

出典:www.takasago-tavb.com/nihonsanki/nihonsanki/

 

 

播磨の塩大福

 

 

3/12(木曜日)晴れ