耳鼻科医に言わせると「耳かきは暇人のすること」
戦国時代の百姓は耳かきのひまはなかっただろう。


庶民が耳かきをするようになったのは300年くらいか。
それを私は掻きすぎるまで掻き、痛くなってやめる。


またやってしまったと悔やみ、痛みもかゆみも我慢して、
一週間ほど放っておく。


恐る恐る掻きはじめて、どこかの時点でまた掻きすぎる。
耳かきは、ほどほどが分からない。


もうやめておこう、と思うのだが痒みに負けてもう一回。
……この繰り返しである。


この世の人間で、一生耳かきをしない人もいると言うのだが。


これだけは遺伝子的に逆らっていて、たまに耳鼻科医院へ行く。