うちのシマちゃんは、とぼけるのも上手い。

しっかり私を観察しているくせに、私が彼女を見ると、顔を背けて見てなかったふりをする。

 

野生の狩りなどから進化を生き残ってきた、猫の持っている本能なのであろう。自分からはしっかり相手を見て、その様子をつかんでおく。

しかし相手からは知られたくない。

 

 

特に動く相手には気を配っている。敵か獲物かを知り、その動きを先回りして、自分の行動を選ばなければならない。

 

じっと見るけど、見られたくない猫!本能としての進化の結果を隠す知恵も?人間と暮らす最善の武器と♪ | 保護猫シマちゃんのつれ

食うか食われるかの問題は、今の環境にはもう全くない。しかし、野良生活を長く生きてきた彼女には、その本能が色濃く残っていて、知らず知らずのうちに、行っている行動なのであろう。

 

人間を観察する猫!つい、頭の中を想像する!アホじいさん?! | 保護猫シマちゃんのつれ

私も薄目を開けて彼女を見ていて、見ていないふりをして見ているのだから、お互い様ではあり、おあいこなのである、

 

 

売買が成立したのか、空いていた我がマンションの、隣の部屋の内装工事が、2,3日前から始まった。 音の成り行きから、昨日が騒音の山場のような気がした。

二人の男たちの手で、今までの内装を取り壊す音が、機械器具を使ったりで、盛大に響いてくる。

 

 

そんな中でシマちゃんは、始めのうち、ここ2,3日に比べて異音が混じるのか、やや聞き耳を立てていたが、危険がないと様子が分かったのか、スヤスヤと眠りはしなかったが。ゆったりと寝ていた。

 

 

我が家に来た時も、田舎の野良生活の静けさに比べ、ここ野毛の騒音は、人間でもなれるには時間がかかる騒がしさなのであるが。

それをほぼ一日で、平気になったのには驚いたものである。

 

 

 

 

しかし、さすがに今回は、お隣の部屋の破壊工事である。機械器具のうなり音、古い内装の破壊される音、私もしばしば集中が切れて「まいったなあ」と思うこともあったほどである。

 

 

それに対してシマちゃんは、トイレに一回行ったきり、ゆったりとソファベッドの上で、寝て過ごし切ったのである。

 

さすが野良育ち、肝っ玉の太い女王様である。

 

 

 

日頃のご支援などありがとうございます。感謝いたします。

お気付きのことと思いますが、先月で有料会員をやめました。

年齢もあって少しペースダウンさせていただくこととしました。

 

 

不定期にして、週1回か2回の投稿になります。

こちらに注いできたエネルギーを他に回してみたいと思っています。

新しいチャレンジをやってみるつもりです。

 

 

シマちゃんとの二人暮らしは変わりません。

今後ともよろしくお願いいたします。

                    遠山

 

 

とにかく今の時期、シマちゃんの朝は早い。

ほぼ4時過ぎ、雨で少し暗い日でも4時半過ぎには起きる。

 

つられるようにして私も起きる。

 

 

彼女が直接私を起こすことはないのだが、彼女がソファなど跳び上がったところで寝ていた場合は、飛び降りる音で、その他はフローリングを歩く音や、トイレ、爪とぎの音など、いわば彼女の生活音で、「あ、シマちゃんが起きたな。じゃあ起きるかぁ」となって、浅い眠りになっている私が起きることになる。

 

 

 

私は自炊をしているので、着替えや洗顔の後、調理などをしてから、シマちゃんの世話をする。トイレ掃除、お水の取り換え、餌やりである。

 

彼女はじっと待っているので、あまり待たせないように、逆算的に私が起きることになる。

 

 

 

早起きは三文の得、昔からそう言われてきたが、三文どころか相当大きな得があることを実感する。

 

朝が早いのは気分が良い、朝の時間を有効に使える、精神も肉体もフル回転するのが早まって、様々な準備が整う。などなど良いことがいっぱいある。

 

 

それは、

人間も進化の過程で、太陽とともに目覚めてきた長い過去があって、精神も肉体もそのような本能的なものを、持っているからではなかろうか。

 

 

 

 

猫は特に自然の中で、改良されない進化の歴史を持っていて、野良猫の経験があるシマちゃんは特に、自然と一緒の生活リズムを生きてきたことであろう。

 

なので、

私はシマちゃんのお陰で、精神面も肉体面も充実して、健康的な生活を送っており、大いに得な人生を送っている。

 

 

シマちゃんは自分の姿が見られるのを嫌う。

 

常に身を隠していた進化の過程での本能が、野良時代にも磨かれていて、独立独歩タイプのツンが多い性格と相俟って、隠れるという行動が強く出ているのだろう。

 

 

私としては、大体どこに隠れているかを知っていたいので、目の端で彼女をとらえているつもりなのだが、たまに知らない間に移動していて、あらぬ方向から出てくることがある。

 

そんな時は、「え、いつの間に?」と不思議な感覚にとらわれる。

 

 

寝ていたはずの場所と、姿を現した位置関係からして、私の目の前を通ったはずなのに、全く覚えがなく、ありえない感覚がするのだ。

私の記憶から見て、反対側のどこかから出てくるのである。

 

目の前を通る位置関係ということでなければ、もっとたびたび「おや?」と思うことは多い。

 

どうも、存在を消して移動しているようなのだ。

 

 

 

昔から、猫は魔物、または化け物と言われていた理由の一端が、こんなことにもあるのかも知れない。

 

年寄りジジイが、ずっと長時間一緒に暮らしていて、全くもって「神出鬼没」というほかないのである。