アジアサッカーは、成長したのか。
この疑問に答えるのは非常に難しいものかもしれない。
ただ、昨日のG大阪vsマンU戦は非常に成長のあとが見える試合だったかもしれないと思わせる一戦だったと思う。
2点先制されたガンバ、それでも1点返して1-2にした。そこからがぜん、マンUのスピードとプレーのグレードが上がったようだ。
遠藤や安田、播戸といった攻守の選手達が組織的なプレーで前へ前へと進みでる。
それを受け流す程度で交わしながら優位に試合を進めようとしたマンUのプランを変更させたのは、間違いなくガンバの選手達だろう。
ルーニーを後半途中で投入したのも本気になった証だろう。日本クラブサッカーは、確かに成長している。昨年は、守備の浦和が同じ、守備のACミランと戦い、0-1の惜敗。そのときは、攻撃の攻すらなかなか組めなかったが、今回攻撃同士のぶつかり合い、そしてガチンコ勝負で真っ向からガンバが挑んだ。
その結果の3-5では納得できる。
しかし、今回もはっきりしたことは、ガンバをもってしても慢性的な決定力不足ということだ。つまり、深刻なという言葉が前につく。20数本シュートを打ちながら3得点と20前後のシュートで5得点の差。これに尽きると思う。
日本の場合、枠に行っていないシュート数のほうが多いというより、9割近くを占める。一方、欧州や南米はその割合が低いと感じるのだ。
とはいえ、試合終了間際のマンUは明らかに疲れていた。足が止まっていたというか、ガンバの積極的なプレスにボールをとられるシーンが目立った。
マンUにとっては今季最多タイの3失点を喰らった。ある意味、圧倒的に格下の日本のかつ、アジアのクラブチームに3失点したということは、間違いなく衝撃的だったと思うのだ。その3失点も文句なしの見事なものだっただけになおさらだ。
GKファンデルサールが3失点目を食らったとき、思わずゴールポストを蹴る姿が印象的だった。相当、くやしかったのだろう。
5得点という1失点に抑えれば快勝だったのだが、5点目以降、攻め疲れが明らかに出ていた。気持ちがいいはずなのにだ。
それは、追いかけるG大阪の粘りが一歩間違えれば・・・・という気持ちにさせたことが上げられるかもしれない。