大阪の橋下知事と公務員組合(大阪)が、これからの大阪府職員の給与を巡り対立した。
橋下知事は、これまで大阪府警の警察官削減の提言、府立体育館の売却、浪速文化の博物館の民間委託などなど様々な問題を提起してきた。
まあ、それによって府民にとって必要なものなのか何となくだが見定めているようでもある。だいたい、警察官の削減なんてやってもらっては困る問題でもある。
知事のやっていることは何となくだが、静かな湖に小石をぽちゃんと投げ、その波紋が広がるのを見ているように思える。箱物と言われていた大阪府立上方演芸資料館も改革プロジェクトの一環として公営からの離脱を提言した。
しかし、反対の声が高まっている。公営だからこそのよさを歌ってものだが、そこで思ったのが、いったいその反対署名をしたひとのなかにどれだけ、そこに足を運んだことがあるのか。ましてや、講演会場もあるのだが、どこれだけ著名人がそこで講演したことがあるのか非常に疑問に思ってしまうのだ。
吉本興業もこれに一枚かんでいるが、吉本興業の人気者をどれだけ、そこのホールで講演させたかこれもはなはだ疑問に感じるのだ。
いつも感じることなのだが、廃止とか売却とかという話になると突然人がワーッと押し寄せる。そして、必ず言われるのが「無くなるのが寂しいです」「できれば、残ってほしいです」という言葉。だったらはじめから行けよ!!とつっこみたくなる。行かない、こない、こなかった、のにそういうことに感傷的になるのが非常に腹立たしい。
あと、非常に腹立たしいのは大阪の公務員組合の委員長の言葉。「民間と公務員を比べないでほしい」「公は、赤字になってあたりまえ」なんてことをいっていることだ。
とにかく、「ハーァ!何いってんだ!!」というはらわたの煮えくりかえる気持ちになった。そもそも、赤字になって当たり前なんていう考えが、すべての行政を悪くしてしまう現況と言うことを知らないのか・・・。
公務員は、県民の為にただ働きをいとわない高潔な人たちのことを言うのではないのか。
まあ、大阪府の公務員組合はやっかいなところで知られている。知事や幹部の言うことを聞かない公務員として知られているからだ。ようするに組合の力が強いのだ。
だから、おかしな裏取り決めなんて言うのが存在し、そこに税金が注ぎ込まれているのだ。
形は違えど、社保庁と同じ感覚なのだ。彼らが所属しているのは自治労というところ。まさに社保庁の組合と同じところにいるのだ。
江戸東京博物館はかつて都が関わっていたが、条例などの改正で完全に独立法人として動くようになったが、それ以後、同博物館は、都内で黒字を出す博物館として知られるようになった。その運営方針は、「学芸員も売店にたて」だ。つまり、企画展などでグッズを販売するとき、担当の学芸員が解説もかねて売店にたつというのだ。
こういう努力を重ねることで、赤字から黒字へと転換させていったのだ。
大阪の公務員ももう少し見習ってほしいものだ。