東山文化の粋、銀閣寺

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門を入ると社務所があり、そこで拝観料を払って中に入ります。ちなみに高校生以上の入場料は500円で、金閣寺の拝観料は400円でした。

銀閣寺は室町幕府8代将軍足利義政によって文明14年(1482年)に建設が始められ、完成までには約8年かかったと言われています。最初は山荘東山殿として建てられたのですが、義政が亡くなった後に臨済宗の寺院となり、慈照寺と名付けられました。銀閣寺という名称は金閣寺と対象的なものとして江戸時代につけられたものだそうです。

 

義政には実子がなく、弟義視を後嗣としたのですが、妻日野富子が生んだ義尚を将軍に立てようとしたことがきっかけで応仁の乱が起こったということです。応仁の乱などととんでもないことが起こったにも関わらず、義政は自らの美意識のすべてを投影したこの場所で茶道などを楽しみつつ隠居後の生活を優雅に送ったのだそうです。

 

雨に霞んだ写真で恐縮ですが、この建物は建設以来、火災にあうこともなく、昔のままだということで、「なんと貴重な」と思いました。外観は長い年月に渡る歴史を感じさせますが、どっしりした、というのではなく、地味な中にも優雅さを感じさせます。この建物から順路に従って歩きますと道が上り坂になっていて、小山に登っている感じです。そして下を見ますと深い緑と紅に染まりかけている木々の彼方に銀閣寺が見えます。 銀閣寺の建物だけではなく、この敷地全体が表している東山文化の美に心を惹かれ、「お天気が良い時にぜひまた」と強く願いました。

 

 

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