今日は新聞のニュースを取り上げてみました。
12月16日付の朝日新聞朝刊の1面で“鉄骨傾いたままビル完成”という記事に目がとまり、
なんということだと思うのと、なぜ見つかったのかという疑問が起こり、
続きを読むと
(内部告発とみられる情報がインターネット上に流れ、鹿島は今年10月調査を開始し大阪市に報告、
市の指導で第三者検査機関に安全性の確認を依頼「構造的に問題ない」との結論。)
「工事所長はやり直せば工期に間に合わないと思った。」
と話しています。
その結果所長の処分、体制強化をすると言っています。
市建築指導部はわかった時点で安全性を確認すべきであり問題だと言っています。
もし内部告発がなければ、この問題は発覚されていないかもしれません。
それと同時に体制強化と言っていますが、現場の最高責任者は現場の主任であるはず、施工上の打ち合わせはよほどのことがない限り、主任が最終的に決定するものだと考えます。
今回このような結果が起こった原因は、施工図のチェックミスなのか、製作上のミスなのか、柱が傾けば当然それに架かる梁の寸法も変わるはず、このように派生する色々な問題が生じていたはず、これらに関係し、このことを知りえた人は多数に上るものと思われます。
この問題で思うことは、施主(発注者)に忠実に施工する事のむずかしさです。
現場は実績を上げるため、マイナスは報告しないでしょう。
ところが結果的に施主に対して不利益というか、設計上とは違うものを提供する事になってしまいました。
はたして、このようなことは、今まで起こっていなかったのでしょうか? 今後は?