2025年3月9日(日)に初出場した静岡マラソンのレースレポートです。

今シーズン後半戦、別大に次ぐ本命レースに位置付けていました。

高低差が少なく、記録が出やすいコースだと出走したランナーのレビューで目にしていました。

今シーズンについては、サブエガ2回して調子もいいので、ここでサブ48、47を出してPB更新することを目標としていました。

 

結果まとめ

 


グロス 2時間52分53秒 avg4:05km
ネット 2時間52分48秒 avg4:05km 
総合 404位
年代 223位

 

ユニフォーム

 


天気

 


ガーミンまとめ

 


コース&ログ

 



ラップ

 






高低差

 



写真

▼ゴール後の出店



▼アサヒはドライゼロ(ノンアル)を無料配布てサイコーすぎる!


▼フィニッシュの清水駅前はランナー、スタッフでいっぱい


▼大規模マラソンはボランティアスタッフの力があってこそ



▼レースはテレビ中継






総括


8時前にSブロックからスタートブロックへ移動し、スタートセレモニーが始まりました。朝方は肌寒く、スタートぎりぎりまで100均カッパ着てました。すぐ近くにカッパなどを回収してくれるスタッフがいたのがよかったです。

スタートライン近くだったので、今回の招待選手はほぼ見えました。風はそこそこ感じましたが、まさかレース後半にこの風で大失速につながるとはこの時点では思ってもいませんでした。

8時20分スタート。レースプランはこれまで同様、1kmごとのラップは3:55~4:00/kmで納めていき、後半の余力を判断して、35㎞ないし37㎞からペースアップし、サブ48、47を狙っていくものでした。

スタートしてから5㎞までは緩やかな下りになっていますが、下ってる感はそんなにありませんでした。入りの1㎞は3:51とまずまず。それ以降も想定したラップを刻めていけました。

風は東・北よりの風が吹いていて、スタート直後から向かい風でした。似たペースのランナーで大柄なランナーがいたので、彼の後ろに付き、風よけにさせてもらいました。

5㎞地点が3:50となりペースが上がりすぎたので、ここでいったんペースを落とすようにしました。01-05km 19:34 avg3:54/kmで通過していて、想定した以上の走りとなっています。3週間前の高知龍馬が最初から最後までうまくはまらなかったので、出だしの感触はよかったです。

確か6㎞あたりで大集団の足音が聞こえてきて、そのまま飲み込まれました。この集団がキロ4切るペースくらいでおそらくサブエガ狙いだろうなと分かりました。そしてそのまま付かせてもらいました。引いていたのは同じウェアを着た男女でした。集団走らしい集団走はおととしの福岡マラソン以来のような気がします。

6㎞から10㎞にかけては緩やかな上りとなっています。06-10km 19:59 avg3:59/kmで通過していて、前の5㎞のペースが速すぎたこともあり、この5㎞はペースは落ちましたが、想定したレース運びとなっています。

11kmから15㎞にかけては、また駿府城公園近くまで戻ってきます。この間に浅間神社前を通過しますが、意外と駿府城公園から近いことが分かり、レース後の観光に訪れようと思いました。

本通り3丁目というところから本通り10丁目というところまで、1か所目のクロスする場面が出てきます。本通り10丁目が第1折り返しになります。11-15km 19:50 avg3:58/kmで通過していて、グループを引いてたランナーがいいペースメイクをしてくれています。この5㎞も想定したレース運びとなっています。

16㎞から20㎞にかけては緩やかな下りになっています。安倍川に架かる安倍川橋を渡り、安倍川に沿って南下していきます。ここらあたりで、ペースの上げ下げで消耗しないようグループ後方に位置しました。16-20km 19:34 avg3:54/kmで通過していて、想定以上の走りとなりました。

安倍川沿いで中間を通過。中間を1時間23分19秒通過だったので、今シーズンでは最速通過タイムです。単純、倍しても46分台と決して序盤から余裕があったとはいえませんでしたが、ここまでの感触はよかったように思います。

21㎞から25㎞にかけては、小刻みなアップダウンがあります。南安倍川橋を渡り、コースは沿海部の国道150号を東へと向かっていきます。東・北よりの風だったので、もろに向かい風となります。

南安倍川橋だったと思いますが、道路横に風よけみたいな壁が設置されてありました。同じグループにいたランナーが「壁の横だと向かい風受けませんね」と語りかけてきました。自分は最初から壁の横のコース取りをしていたので、壁の横を走っていてよかったなと思いました。

21-25km 19:47 avg3:57/kmで通過していて、集団走の流れに乗っているので想定したいいレース運びだったといえます。しかし、順調なレース展開もここまででした。

25㎞を過ぎたあたりから完全にシーサイドコースになります。東・北よりの向かい風に遮るものがない海風も加わって強烈な向かい風となりました。上りもあったり、グループから少しずつ距離ができ始めてしまいました。

一時的な差だと思っていましたが、追いつけず逆に置いて行かれ、距離もどんどん広がっていきました。26㎞から30㎞にかけては、コース的にはほぼフラットでしたが、向かい風に抗し、ぺースを維持してグループに付いていく力がありませんでした。



体力的にはまだいける感覚でしたが、強烈な向かい風には勝てませんでした。27㎞のラップが4:10となり、これ以降35㎞まで4分半近くまでペースが落ちました。26-30km 21:12 avg4:14/kmで通過しているので、垂れてきました。

この国道150号の通り沿いはいちごの名産地で、何㎞にも渡ってたくさんの栽培ハウスがありました。名称もいちご通りになっていて、静岡がいちごの名産地とは知らなかったです。この通りの給食にはいちごがあったようです。

26㎞から30㎞にかけては緩やかな上りになっていて、それもありペースはさらに落ちました。最初は目の錯覚かなとも思いましたが、やっぱり上っていました。31-35km 21:55 avg4:23/kmで通過していて、この区間が最も遅い区間となりました。完全にPB更新は諦めました。

26㎞から35㎞にかけて、めちゃくちゃ抜かれました。このきつい区間が9㎞も続いたので、心折れそうでした。サブ3ペーサーグループに追いつかれるんじゃないかという不安しかありませんでした。

静岡マラソンのコース攻略の1つに間違いなく国道150号のシーサイドコースを上げることができると思います。今回のように東風が強ければ自分は大失速につながったし、西風が吹いていれば追い風となります。また海風の風向きも影響してくると思います。

35㎞地点で2つ目の折り返しを迎え、きつ過ぎた区間がやっと終わります。9㎞こらえたんだからまたペースアップしようと36㎞は3:58と上がりました。上がったのはここまででした。35㎞から40㎞にかけては下り基調でしたが、巻き返す体力がありませんでした。

その後はまた4分半あたりまでペースダウンしてしまいました。もうやっと体を動かしている状態です。ラスト6㎞がめちゃくちゃ長く感じ、けっこうつらかったです。36-40km 21:26 avg4:17/kmで通過していて、前の5㎞より垂れ幅は小さくなりました。

フィニッシュの清水駅が見えてきてラストスパート。自分の1秒後くらいにソナーポケットのアイロンさんがゴールしていた模様。かつてはサブ35を達成したアーティスト最速のようです。ゴール後は導線に沿っていろんなアイテムをもらい、更衣テントへ。

前半 1時間23分19秒 avg3:56/km
後半 1時間29分29秒 avg4:14/km

前半が想定したレース運びも後半は国道150号のシーサイドコースの強烈向かい風に苦戦、大失速。

前半の貯金を食いつぶす苦しすぎる展開で、後半は前半に対して6分10秒落ち。

本命レースとしていただけに悔しいレースとなりました。

最後に大会を支えてくださった大会関係者、ボランティアスタッフの方々、沿道で応援してくださった方々へ感謝します。

おわり