超重要人物を失った太郎

野原ヨシマサさんが、離党届を提出したとのこと。

沖縄の創価学会員という異色の立場で、昨年の参院選で、れいわで唯一、比例ではなく選挙区から出馬し、20万票を叩き出した野原さん。
この人を失うことは、太郎にとっては、かなり計算が狂うということに、なるでしょうね。

2019参院選東京選挙区

野原さんが離党理由に挙げているのは、やはり「党運営のまずさ」であり、それはたぶん、前の記事(大西つねき擁護支持者が党から排除された件)でも紹介した、大西つねきを支持する特定のボランティアを排除したことなども、関係していると、思われますね。

野原は太郎に次ぐ実力ナンバー2

本当は、野原さんこそが、太郎に継ぐナンバー2の位置にいたということであってそれは、小選挙区で単独で20万票を叩き出したんですから、これは、90万票を取った太郎の「次」に、たくさんの票を稼いだ人だから、です。
さらに言えば、本来の親分であるはずの山口那津男の4分の1も取っているんですよ。
その「実力ナンバー2」で、沖縄と創価学会という属性を持つ、超重要人物を失くしたということは、大西つねきさんを失うよりも、太郎にとっては、はるかに痛手のはずです。
しかしそれは、大西さんを切ったことに始まる「ドミノ現象」の結果として、発生してしまったというところが、皮肉なわけですね。

2人だけが株を持っているという考え方は、もう捨てろ

「れいわ新選組」の「株」を持っているのは、太郎と斎藤まさしさんの2人だけだというのが、これまでの太郎の認識だったんだろうと、思うんですよね。
だから、党運営に対して口を出せるのは、この2人だけなんだ、と。ほかの人には発言権はないんだ、と。
しかし…ここまでくると、その「持ち株」の認識を、変えざるを得ないのではないでしょうかね…。