超重要人物を失った太郎
野原ヨシマサさんが、離党届を提出したとのこと。
皆さん、こんにちわ。ここ数日間、自分なりに思い、悩み、思索してきた結果、気持ちが纏まりましたのでご報告致します。現状のれいわ新選組党組織の構造、運営の下では、私の政治目標を叶えることはできないと判断し離党する決意に至りましたので、本日、離党願を党本部宛にメールにて送信しました。
— 野原善正 (@victory51565059) July 25, 2020
政治改革を叫び、支持者からの圧倒的支持を受けました。あの時の光景を思い出す度に胸に熱いものが込み上げて来ます。しかし、ここで立ち止まって以前にツウィートした内容を鑑みた場合、未だに疑心暗鬼が拭えないのも事実です。残念ながら、党規約等を含め党運営の在り方をこれ以上認める訳には
— 野原善正 (@victory51565059) July 25, 2020
いきませんので離党したうえで自分自身の活動を始めたいと思います。しかしながら今も、太郎さんへの感謝の気持ち、尊敬の気持ちは変わりありません。ここまで大変お世話になりました。有難う御座いました。
— 野原善正 (@victory51565059) July 25, 2020
沖縄の創価学会員という異色の立場で、昨年の参院選で、れいわで唯一、比例ではなく選挙区から出馬し、20万票を叩き出した野原さん。
この人を失うことは、太郎にとっては、かなり計算が狂うということに、なるでしょうね。
野原さんが離党理由に挙げているのは、やはり「党運営のまずさ」であり、それはたぶん、前の記事(大西つねき擁護支持者が党から排除された件)でも紹介した、大西つねきを支持する特定のボランティアを排除したことなども、関係していると、思われますね。
野原は太郎に次ぐ実力ナンバー2
本当は、野原さんこそが、太郎に継ぐナンバー2の位置にいたということであってそれは、小選挙区で単独で20万票を叩き出したんですから、これは、90万票を取った太郎の「次」に、たくさんの票を稼いだ人だから、です。
さらに言えば、本来の親分であるはずの山口那津男の4分の1も取っているんですよ。
その「実力ナンバー2」で、沖縄と創価学会という属性を持つ、超重要人物を失くしたということは、大西つねきさんを失うよりも、太郎にとっては、はるかに痛手のはずです。
しかしそれは、大西さんを切ったことに始まる「ドミノ現象」の結果として、発生してしまったというところが、皮肉なわけですね。
2人だけが株を持っているという考え方は、もう捨てろ
原一男が新レーベル・風狂映画舎を設立、第1弾作品は「れいわ一揆」https://t.co/3f5KVVWiWM pic.twitter.com/12IgnfOvLs
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) November 2, 2019
「れいわ新選組」の「株」を持っているのは、太郎と斎藤まさしさんの2人だけだというのが、これまでの太郎の認識だったんだろうと、思うんですよね。
だから、党運営に対して口を出せるのは、この2人だけなんだ、と。ほかの人には発言権はないんだ、と。
しかし…ここまでくると、その「持ち株」の認識を、変えざるを得ないのではないでしょうかね…。