大西つねき擁護支持者が党から排除された件
ある匿名のれいわ支持者さんが、大西つねきの除籍に対し、かなり反対していた件で、党側は、ボランティア活動から排除するということを、本人に伝えたそうですね。
https://t.co/HicoqEaumN
— りょうりょう (@dragonfire0226) July 24, 2020
れいわ新選組に意見を申し上げたら「排除」されました。信者しか要らないそうです。次はあなたの番かもしれません。
ご本人は、かなり熱心に、れいわのボランティア活動をしてきた方のようです。
大西事件がきっかけとなって、大石あきこさんへの名指しの批判を繰り返したことが、直接の理由かもしれませんが…。
なんというか…「ボランティア」というのは、自分のためのものと割り切ってやらなければ、こういうことになることもある、というか。
無償奉仕ですよね。
無償奉仕をするのだったら、自分の満足のためであると、割り切ってやらなければ。
「発言権がほしい」だの「ああしろこうしろ」と言い出せば、その人たちを「無償奉仕の便利なグループ」と思っていた相手からは、切り捨てられるというのは、当然の流れというふうなことには、なるわけです。
他人のための善意の無償奉仕は、報われるべきなのか?
こういう人は…なんだろう、自分が立候補したほうがいいというか。
そうでない限りは、れいわでなくても、どこへ行っても、「尽くしてやったのに、それに見合った見返りが一切ない」ということが、続くと思うんです。
見返りを期待せず、自分の人生を満足させるためにやるというのが、ボランティア…のはずで、そういう気持ちがないならば、報酬をもらうべき、なんですね。
逆に言えば、「見返りがほしい」ならば、報酬をくれない相手には、無償労働でもって、協力すべきではない。
「こんなに尽くしてやったのに」という気持ちになるのは、報酬をもらっていなかったから、というのが一番大きくて、そもそも、尽くしたら、なんらかの見返り=発言権とかがもらえるというふうに、期待して、尽くしていた…という時点で、根本的に間違っているのではないのか…というのが、私の個人的な見方。
もちろん、れいわは、あんなにボランティアを軽視すべきではないですよ。
ただ、そんなに軽く扱われても、無償奉仕をしたがる人がいっぱいいるから、そうなっていった、というわけで、しかし、太郎の側は、「尽くしてくれるから、発言権を与えなければ」とか、なんらかの見返りを与えなければというふうには、夢にも考えていなかったわけですから…この「関係」というのは、完全なすれ違いです。
山本太郎が芸能人であるということの本当の「意味」
「山本太郎」というのは、芸能人ですよ。
ということは、無償で自分に尽くしてくれる相手=ファンや支持者の存在には、若いころから、慣れているんですよ。そういうのを、「悪いなあ」とは、別に思わない、ということ。
ボランティアをするなら、「自分の満足のため」にやる
しかし、この方や、署名活動を行った群馬勝手連の件をきっかけに、ボランティアの間に動揺が広がるということは…あるかもしれず、どの程度あるのかということは、現段階ではわかりませんが、そもそもボランティアをするなら「自分の満足のため」と思っておかないと、あとで後悔することになるかもしれず…そういう気持ちになれないなら、ボランティアなんてやめておけば、というふうに、思うのですが。
党運営のまずさが際立つ
また、れいわというのは、党運営が相当に下手くそだということは、これは大西さんへの対処についても、今回のボランティアさんの排除についても、言えますよ。
大西さんに対し、謝罪撤回をさせた状態を継続させることに、失敗していますね。この時点で、対処がまずかったということは、間違いありません。
また、大西さんの事件に結論を出すまでに、10日もかかっている。
時間がかかればかかるほど、あれこれ言う人が出てくるというのは、当然の話ですから、「スピード」は、大切だったはずなんですが。
そうこうするうちに、大西さんも気が変わってしまったという、最悪の結果に。
そして、今回のボランティアさんに対しても、そういうことをすれば、本人がこうやって動画で拡散して、れいわはひどいということを訴えるということは、わかり切ったことですが、もっとやりかたはなかったのか、と。
なんかまあ…何かが起こるたびに、「付け焼刃」で対処をしているような気がして、仕方がないですね。危機管理は、ものすごく下手くそだと思います。
そして、今後、大西さんの件をきっかけにして、一度、支持者は分裂するでしょうね。
次の衆院選の結果によって、党を継続するのか、それとも解党的出直しを図るのかということを、考えなければならなくなるだろうと思います。