ロードに弱い今季のコルテス…またもこの典型の試合になってしまった。


先発コルテスは、初回にディアズ、3回にアロザレナのホームランで沈んでしまった。これでコルテスのロードでの防御率は6.75に。ホームの1.59と比べ雲泥の差である。被安打率は.292対.162、WHIPは1.62対0.60。ヤンキースタジアムはそこまで投手有利の球場とは言えないだけに、不思議ですらある。


そして、コルテスは初回、さらに3回の失点が多い。この試合を踏まえた今季のイニング別防御率は以下の通り。
1回:7.00
2回:2.00
3回:9.00
4回:3.00
5回:2.25
6回:0.00
7回:5.40
8回:0.00

イニングがかさんで疲労が出る7回は別として、1回と3回の成績が明らかに悪い。つまり、エンジンのかかりが遅いということか。1回で上位打線につかまり、3回で2周り目の上位打線に捕まるというイメージがつく。

打線は前日に続き2得点。ボルピのように好調な選手もいるが、レイズ投手陣に抑えられている。
次は、NYYヒール、TBアレクサンダーのマッチアップ。先日シュミットが好投しているだけに、コール復帰後の先発ローテの座を守る意味でも、ヒールは好投しておきたいところだ。