最後は「野手同士の投げ合い」になった、ラグビーみたいな試合。でも、こういう試合が今のヤンキースに欲しかったかもしれない。
BOXSCORE。ノーヒットはボルピだけ。今年活躍のソトの影が薄く見えるくらいいろいろな選手が打っている。
バードゥーゴ、ジャッジ、リゾ、スタントンと、3番から6番打者に全てホームラン。スタントンは野手のウェルズから打ったホームランでいわばボーナスポイントみたいもの。
しかし、このスタントンのホームランの内容は、案外今後につながるものかもしれない。
https://www.mlb.com/gameday/745998/video/giancarlo-stanton-homers-6-on-a-fly-ball-to-center-field-taylor-trammell
通常投手が投げるボールに比べればずっと遅い。こういう投球を強引に振り回すと打撃を崩すきっかけになることはよくある。しかし、いつもと違うシーンだからといってこの外角球を強引に引っ張らず、コンパクトな逆方向へのスイングという基本通りに打ってスタンドインさせている。いい基本練習?になったような感じだ。これからまた上昇するきっかけになるかもしれない。
9回裏は、投手トレビーノ、打者サンチェスというヤンキースの新旧のキャッチャー対決があったな。そもそも、サンチェスが順調に伸びていれば今ごろトレビーノはヤンキースには…もうよそう。
先発ロドンは今年は違うところを見せてくれた。6回を1失点で今季2勝目。
次勝って勝ち越しを決めて…オリオールズとの首位攻防戦に臨みたいね。