BY SKIN OF THEIR TEETH…

 

最後は詰め寄られたがなんとか逃げ切った。

最大7点のリードで余裕の勝利と思ったことがこんなことに…やはりブルージェイズ打線は怖い。

この試合の最大の成果は何と言ってもこの2人の「そろい踏み」だろう。



ジャッジは先制2ランを含む2安打、そしてスタントンは初回のホームランを含む3安打。この2人がそろってホームランを打つと高勝率というデータが確かあったはずだ。

2発の映像のリンクは以下。
ジャッジ
https://www.mlb.com/gameday/745766/video/aaron-judge-homers-2-on-a-fly-ball-to-left-center-field-juan-soto-scores

スタントン
https://www.mlb.com/gameday/745766/video/giancarlo-stanton-homers-2-on-a-fly-ball-to-right-center-field-khodu5

さらにこの試合にはリゾにも今季1号となる2ランが飛び出している。ソトはヤンキースタジアムで初ヒットを記録し、2打点を挙げた。

この試合打線は打ったが、TOR先発のガウスマンの不調も影響したかもしれない。ガウスマンの4シームの平均球速は91.4マイルと、本人の平均(94.7マイル)と比べるとずいぶん遅い。ガウスマンはこの試合直前までヤンキース戦の成績が46回自責点6だったが、この実績が参考にならなかった。

この試合の勝利投手はウィーバー。何と今季3勝目だ。しかも防御率は6.35…どこか不安定な感じだ。今季先発投手に勝ち星がついたのはストローマンの1勝だけ。マイケル・ケイは「先発の勝ち星に意味はない、チームの勝ちに意味がある」と実況内で。確かにそうだけど、先発が責任回数を投げて打線がしっかり先制点を取る形ができていれば、結果として先発に勝ちがつき、チームとしても安定した戦い方ができている、ということになろう。

次は型通りの勝利ができるか…