もう既報のとおり、アストロズからFAのスプリンガーがブルージェイズに。契約はブルージェイズ史上最高となる6年150Mとのことだ。スプリンガーの獲得は、ブルージェイズとメッツが争っていたようだが、ブルージェイズが勝利した。なお、ブルージェイズで総額100Mを超える契約は、依然はバーノン・ウェルズの契約延長(126M、2006年に合意)のみだ。

NYYと再契約したルメイヒューの条件が6年90M。ということは、もしかしたら、このルメイヒューの契約をみて、6年は下回りたくないとスプリンガーのサイドが考え、6年を提示したTORと契約することにした、というのがあるのではないか??これはわからないが、契約年数をみるとそう考えたくなる。

2014年デビュー以降のスプリンガーの通算成績は、打率.270、HR174、RBI458。一番打者としては、HR136、RBI352、安打数665、長打数254で、それぞれ歴代2位、3位、4位、4位だ。先頭打者HRは39本でこれはAL通算4位。スプリンガーはポストシーズンに強い。ポストシーズンでのスタッツは、HR19(歴代4位)、長打率.546(同6位)、長打数23(同7位)、得点43(同14位タイ)。

ESPNによれば、2021年ブルージェイズの予想スターティングラインアップは以下の通り。

 

若手も伸びているだけに、強力になった。そして、ブルージェイズは、リリーフ投手として、SDでクローザーを務めたイェーツ、CHCからFAのチャットウッドも獲得したばかり。さらに先発投手の獲得も今狙っている。年は台風の目になるかもしれない。

なお、スプリンガーの契約は、今オフ181人のFA選手のうち21番目。最近活発になったはいえ、FA市場はまだ熱くならないのか…