なんとなくクラシテル -2ページ目

 なんとなくクラシテル

獣医の日常。ほほそれだけ。

 家康さんもビックリ~~~、じゃないかしら。

 

 日光に行ったのは確か半世紀前(マジか~~?ガーン)の修学旅行。当時ほとんど見分できなかった、のは、確か「メンタル腹痛」が起きて、動きが取れなくなっちゃったから。当時は「腹痛がメンタル原因で起こることもある」なんて知らなかったし、周囲も考えてなかったんだろう。楽しくない思い出。

 

 マトモに観れなかったんだし、いつかちゃんと行ってみよう、とかねがね思ってて、ようやく今更行って驚いたこと。相変わらず、子供の修学旅行先って日光なんですか?

 

 駐車場に滑り込みセーフ!!で東照宮。

 うっそ~~ってくらい人だらけなのだ。子供がめちゃ多い。引率する先生方も大変そう。何とか見分けようという事なんでしょう、帽子を統一したり、ザックに同色の布をぶら下げたり、今の子供達って基本的にきちんとしているようで、そんなに大騒ぎにはなっていないんだけども。

 

 しかし、東照宮って、「修学」するとこじゃないよねえ。観光地だもの。

 

 一応一通り観たので、華厳の滝。今度は車だらけなのだ。

 

 

 

 でもまあ、何とか観ることができて、一応修学旅行し直しはそれなりに終了。車の機動性には改めて感心する(除駐車場)。

 

 さて、その後はどうしようか、かねてから気になっていた、足尾銅山に行くことに。これが、大ヒット!!!

 足尾銅山といえば、自分の頭では即「鉱毒事件」となってしまっている。しかし、実際はどうなんだろうか?

 

 だ~~れもいない、日光から車で30分程度なのになあ。。。。黄色いトロッコを、私一人のためにおじさんが運転してくれまして、坑道内へ。

 

銅山の採掘は江戸時代からなのか、知りませんでしたよ・・・・・・。

 

 

 となると、江戸の昔から散々採掘してきて、なんでいきなり公害(当時はこんな言葉もなかったでしょう)?訳分らんかったろうなあ~~、当時の人達は。で、実は、昭和(しかも戦後)まで採掘は続いていたという。つまり、鉱毒については技術でもって克服したようなのだ。これ、「修学」にふさわしくないですか?

「安全専一」右矢印「安全第一」になったそう。足尾銅山が発祥なんだって。工場の安全管理、ここから始まったのか・・・・・。

 

 残念なのは、展示内容が正>>濁だった事。鉱毒事件は、やっぱり当事者としては、あまり触れてほしくないかもしれない・・・・・。
 

 これ、銅山を「主人公」にした大河ドラマなんかにしたら、凄い作品になるんじゃないかしら。人じゃなくて場所が主人公っていうお話ってあまりなさげだし。

 

 でね、ここ以外にも「修学旅行」にふさわしい場所ってこの界隈色々あると思うんだけど。銅山もだが、大谷石資料館も、富岡製糸場もあるでしょ。近代の色んな人の仕事っぷりがよく分かる施設ばかり。どうして行かない???

 

 いつも思うんだけど、ホント、学校って思考停止してるよ。

 ちょこっと遊びに。スポーツ合宿風の遊びだったんですが。

 

 スポーツ合宿風、という事で、結構練習する。うげ~~疲れた~~、で、夕食が出るわけだけど、そうすると、「ビール飲みます?」になっちゃうんだ・・・・。

 

 運動しまくった後で、酒なんか飲みたくない、コンディションが削られるから嫌だ、と思うんだけど、断るのが大変なんす・・・・・。社会人の集まりって、そうでなくても、特に男性陣が入ってると、当然のように酒、になってしまうのか~。

 

 今回は結構年配陣だった(というか、こういう集いに参加する人ってほぼほぼ年配陣だよねえ)んだけども、とにかく酒の持ち込み量が凄い。ウイスキーだの焼酎だの、ビールなんざ序の口、という事か。

 

 飲みたくありません、という事で、その辺はパンとお断りして(で、別にそれでああこう言われたり場が悪くなるわけじゃないです、勿論)ささっと寝ちゃったんだけど、色々考えてしまう。こりゃあ、アルコール依存症の方は、マジ大変だあ~~~~。

 

 今回は合宿的なものだけど、ただの旅行でも、夕食となると、当たり前にビールが出てくる。旅行先でリラックス=酒、という図式になっちゃってるフシがあって、要りません、というと、いつも「え?」って感じになる。最近は車で動く人も多い、そんなにみんな酒なんか飲まないと思うんだけどなあ。

 

 見てて、特に昭和の「飲み会世代」の方々は、もう酒飲むのが楽しみ(なのかなあ?習慣かも知れん)になってて、要りません、飲めません、飲みません、というのは今でこそ「ああそう」なんでしょうけど、一昔前は「なに~~~!!?トンデモナイ!!」ってなってた可能性大。依存症の方は、肩身が狭いなんてもんじゃないですよね。気の毒だ・・・・。

 

 アルコール依存症=一滴でも酒飲んだら最後、もう飲酒をやめられない、という脳疾患で、病気なんだから、周囲も真剣に対応するのが当たり前なんだけど、年配男性陣を見てると、その辺の理解が怪しそう。

 

 というか、アルコール依存症だから、飲まないんです、って言いづらいしな~~~。どこか、未だに「自己管理もできない奴」扱いされる可能性。自己管理云々でどうにかなる代物じゃないんですがね。

 

 しかし、なんか不安だ・・・・。年配男性陣って、ひょっとして、皆さんアルコール依存症の気があるのではないか?やだなあ。

 これを「クマ」と書くと、いきなりキュートになってしまう・・・・。困ったものだ。

 

 今から約40年前くらい、自分が大学生だった頃、同じ大学に「環境保護学科」というのがあった。当時は「乱開発はダメだ!!自然を保護しなくちゃ!!動物がどんどん減ってる!!」って感じで、実際、野生動物に遭遇するなんて、まれな話だったように思う。

 環境保護学科に通っていた友人が、実習で「鹿のカウント」というのに行った。どこかの超山奥・風呂も何もない場所で、ひたすら鹿を追いかけて数を数えるというもの。真夏に、風呂にも入らず雑魚寝・男女ごちゃまぜでろくに着替えもできない、というど厳しい環境だったようだが、そんな山奥に行かないと、鹿を見つけることができない、という事でもあった。

 

 それが、いつの間にやらなんだか鹿だらけになって、厚木なんか、デカイ鹿共が夜な夜な畑を荒らし回って、更に肥え太る、そんな事態になるとは・・・・。ある意味、人に「飼われてる」状況に近くなってしまっている。

 

 自然保護しなくちゃ、の結果がこれかあ・・・・。

 

 熊の餌付けなんか簡単ですよね。コンビニ弁当のカスをその辺にうっちゃらかせばOK。ちょっと下りれば旨いもんが簡単に手に入る、ちょっとどやせば簡単にぶっ倒れる。楽勝。ってなりますよ。

 もう一つ、気になっているのは。ダニやノミが、市街地では本当に減った。これは、犬猫がダニ取りノミ取り薬をしっかりつけるようになって、その成果が上がっているおかげなんだけども、野生動物側からすれば、市街地に降りるとダニやノミに襲われにくくなる、という事。居心地がいいわけ。あれに血を吸われまくってオダブツ、というのは、子供や弱っている個体なら普通にあることで、そんな小さい生き物が天敵になったりするのだが、市街地に逃げれば天敵が激減するんだもの、降りたくもなるんじゃないかな。

 

 野生動物の思考というのは、簡単に言えばヤクザやチンピラ(失礼ながらね)に近い。居心地のいい場所にどしっと居ついて、邪魔者は力で放逐する。楽が好きだし。となると、力で応戦する以外に方法がない。

 

 知床は、子熊のうちにものすごく怖い思いをさせて、人間に断固近づかないように、一種の「躾」をやっていると聞いたことがあるのだが・・・・・・。

 

 野生動物の力がどんなものか。小さい猫がいます、爪を切る、これだけのことに、下手をすると大人2人がかりで抑え込まなくちゃならない。噛まれたら大出血。後遺障害が残ってしまう可能性すらあるのだ。3㎏程度ですごいパワー、しかも、それでも手加減している可能性が高い。本気出されたら、指1本くらい噛み切られてもおかしくない。野生動物は手加減なんぞ一切ありませんから。

 

 だから「可愛い可哀そう」なんて思考は通じないんですよ。

 

 これねえ、一種究極のルッキズムでもあるものね。可愛くなけりゃどうでもいいんか?といつも思っちゃうんだ。

 これを交換したら、やたら乗りやすくなった、という話。

 

 今ってなんでもTEMUで買えちゃう。サドルも色んなデザインが出てくるんだけど。結局ごく普通のタイプを買って、普通に取付しただけのつもりだったのに、急に凄く走りやすくなった。なぜ?

 

 思うに、取り付ける金具がサドルの中央近くにきていて(前の奴は後ろ側だった)、そのせいで自転車自体の重心に全体がのってきたせいかもしれない。ふうむ。重心が合えば、車体の重さが引っかかってこなくなるんじゃないかな。

 

 いわゆるスポーツ系のチャリだったら、走りやすくするためのカスタマイズはかなり真剣に取り組むと思うんだけど、ママチャリって、特段そういうことしませんよね。見てると、せめてサドルの高さ位合わせたらいいのに~~、と思うような、みるからに合ってない感じのまま走らせている人がよくいる。自転車屋さんでも、この手のアドバイスは特にもらえたことがなくて。しかし、そういうの、ちと危ないですよ。

 

 

 仕事に必須の作業=手洗い。

 

 で、ソープディスペンサーを探しまくってたわけです。何回買い替えたか・・・。

 開院したころは、ネットなんかないから、ホムセで購入した昔ながらの形状の奴を長らく使っていたのだけど。使いにくい。液がテレっと垂れてくるまでの時間にイライラしてたわけ。

 そのうち、こうした手洗い用消毒洗剤に、「泡タイプ」というのがでてきて、それに伴って「泡で出るディスペンサー」というのが出てきた。家に手動式の奴を置いてみたら、とても具合がいい。ふわふわの泡って、気持ちいいですよねえ。シュッと出てくるのもいい。

 

 じゃあ、病院でも使おう、と思って、電動式の奴を買ってみた。充電できるというもの。手で触らないから衛生的でしょ、という触れ込みだったのだが・・・・・。

 

 

 

こんな感じのものだったような。都合上壁掛けタイプを探すと、これがなかなか見つからなくて。

 使ってみたら、問題多発。

 

 不都合あれこれ。充電が落ちやすくなってくる。これはしょうがないところもあるんでしょうけど。手かざしセンサーが日光(なのか?)に勝手に反応しちゃって、ボウボウ勝手に泡を吐出してしまう。洗面台が泡だらけに・・・。ソープ&電気の無駄になってしまう。で、いきなり壊れる。もって1年くらいだったか。

 充電式というのがまずいのか、と思って単3電池で動くタイプも使ってみたのだが、今度はすぐ電池切れになってしまうし。センサーの不備も変わらず。それがいつ起こるか分からない、というのも鬱陶しい・・・。

 

 やっぱり手動式でないとダメだわ。壁掛けができる手動式。いいのが本当に見つからなくて。探して数年、やっと見つけましたよ~~。

 
 

 

 さすがは山崎実業さん、こう、痒いところに手が届く感がいいわあ。当面壊れそうもないし、壊れても、多分定番商品ってことで買い替えも可能ではないでしょうか。泡も細かくていいっす。

 

 仕事って、こういうちょっとした「いい感じ」の道具を使うと、楽になるし、仕事の質も上がると思うんですよね。