昨日考えてたことに追加。言い足りないなあ、ああーこれですわ!思いついた事。

 

 シロートがある程度の演奏時間・あるいは何楽章かで構成されているクラシック音楽を全曲できるチャンスって、はっきり言って、アマオケしかありません。

 

 レッスンにつき始めた頃、バッハの無伴奏をお願いしてたんだけど、最初、センセは「ガボット」ができりゃOK、と思ってたフシがある。無伴奏には違いないし。それを、こっちが勝手にどんどん他の曲も練習しちゃ「みてくれ」って言うもんで、ずるずる全曲になっちゃって、計5年、という。

 

 クロイツェルソナタの時も、プロコ2の時も、1楽章できればいいか、と考えてた感じ。それをごり押しして全曲。この「ゴリ押し」を生徒側ができないんじゃないかなあ。。。。。。。で、1楽章だけ、とかなっちゃう。

 

 でね、例えば発表会。結構な額を払って参加するとします。「参加費」については、もう払わないとしょうがないんですよ。伴奏をお願いする方への謝礼、じゃない、お給金(ピアノやギターの発表会だとなさげだけど)・会場費・受付等をお願いする方への謝礼等々、とにかくお金がかかります。で、各個人の持ち時間って、大体いいとこ5分。生徒数が多いと、この程度の時間でも、出入りの時間を足したら、1時間で演奏できる人数ってせいぜい10人前後。生徒数が多いと、下手すると朝から晩までになってしまふ・・・・・。

 

 だから、発表会用の曲って、短い曲ばかりになっちゃう。そうじゃなきゃ、1楽章のみとか。でもさ、これだと、曲の全貌が全くつかめないと思うんだけど。

 自分は発表会なんか考えてないからいいんだけど。っていうか、今行ってるとこって今まで一回も発表会的なものをやってないんですよ。多分めんどくさいんだろーなー。

 

 これって、いわゆる「コンクール」でも同じで、センセに聞いた話だと、例えばイザイの無伴奏(スーパー難曲)を予選で弾く、5分経過すると曲の途中でも「ハイ、終了!」ってベルが鳴ってオシマイ。ええ~~?もったいねえ、せっかく練習したのに全部弾けないのかあ、はこちらの感想だけど、じゃ、その時の受験者は何名なんですか?「うーん、確か50人だったか100人だったか・・・」ええっと、5分+出入り1分として、1時間10人、じゃあ、5時間として50人か・・・・・・。キッツ!!のは審査員の方ですが。朝から晩までおんなじイザイを聴き続けるって事?イザイを弾ける人が50人だか100人だかいる、というのも凄い話ではあるけれど・・・・・・。

 

 だから、例えばコンチェルトなんか、プロの方でもオケと共演できるなんてのは至難の業、ソナタでも何でも全曲を演奏できるチャンスなんかほぼないっぽいんですよ。クラシックってなんなんでしょうねえ?ほとんどの方は「1楽章できればいいや」って考えてるのかなあ?

 けどね、それじゃあ、全曲20分以上とかになる曲が大半のクラシック音楽を本番で演奏する時、その間集中を維持する方法とかが全く掴めないじゃないか、と思うんだ。どうなんでしょうか?

 

 これがポピュラーだと、その辺のハードルはかなり低いんじゃないかと思う。全曲ったって10分どころか5分でOKですもんね、90%以上。

 

 クラシックの嫌なとこ、もう一つ。現代曲が再演できない問題。これはまた今度。