渡来人「林五官の墓」。
築山御前と同じ西来院の中に。
駐車場あり。トイレ・自販機なし。
西来院に大きな五輪塔があります。
1574年のこと
当時の「明」(中国)から交易で訪れていた明国の福建人の船が
難破し浜松の西島へと辿り着きます。
その中の一人であった「林五官」。
当時浜松城に入っていた徳川家康に取り立てられ
今の連尺町に住み
商業のあらゆる免状を与えられ活躍していたそうです。
医療の心得もあった「五官」の家は
いつも人々が訪れ
子供に毬を与え遊びを流行らせ
人々に愛される存在だった…と伝えられています。
周りの墓は
子孫「林家」の墓です。
尚、この「林五官」という人物は
1600年代前半に徳川家康によって命じられた「金属製の活字」作製の
責任者であったと考えられています。
その活字は
すべてが現存している訳ではありませんが
ある会社さんが所有しているそうですよ。
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