春野町の奥地を走っていた「気田森林鉄道」の跡。

 

春野町を抜ける国道362号線を北に進みます。

(仙郷橋:静岡県浜松市天竜区春野町豊岡

(小石間隧道:静岡県浜松市天竜区春野町豊岡

停車可能スペースあり。トイレ・自販機なし。

 

1933年に建設が着工された気田森林鉄道は

当初は気田川の水力発電所建設のために利用され

 

その後 1959年に廃止されるまで

木材搬出のために利用されてきました。

 

ガソリンエンジンの機関車が走っていたことでも知られる鉄道。

 

線路跡の大部分は

その後道路にかわりましたが

 

一部 往時を偲ばせる遺構があります。

 

“仙郷橋”には杉川に架かる「新仙郷橋」の脇を降りて向かいます。

 

 

 

とても綺麗な川の上に架かる橋です。

 

 

 

この橋の前後に軌道敷の跡が見えます。

 

 

 

ここには何が立っていたのでしょうか。

 

 

川沿いの軌道敷跡を進むと道路に出ます。

 

 

その先に“小石間隧道”。

 

 

 

気田森林鉄道で使われていたトンネル。

今は県道のトンネルとして使われています。

 

トンネル内で車がすれ違うことができる場所は一カ所のみ。

ゆずりあいのトンネルです。

 

通行の際は

対向車のライトが見えたら侵入せずに待ちます。

 

反対側の侵入口にいる車のライトは見えません。

トンネル中央が一番高くなり

両側が低い位置にあるためです。

 

進入時に見える対向車のライトは

中央の待避所より手前の車両のものとなります。

 

トンネル内で対向車のライトが見えたら

トンネル内の唯一の待避所で停止してすれ違うのを待ちます。

 

こうやって書かなくても

本当ならば直感的にルールが解るはずです。

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