ラヴの元型 | そんな事どっちでもイイですよ★★★☆☆(≒DFT JAPAN公式サイト Ver.4.0)

そんな事どっちでもイイですよ★★★☆☆(≒DFT JAPAN公式サイト Ver.4.0)

我々80年代に栄光あれ、そしてマイナーに愛あれ!!
深夜の解放区、
アノ懐かしの「クロスオーバーイレブン」を目指す(嘘々)
All Mix Juke Box♪

*注意:タイトルor本文が動画とリンクしていないこと多々有りm(_ _)m

日本のロックバンド”AJICO”の新譜が13日に発売というニュースを
ネットで知り、次の日の仕事帰り、渋谷タワレコに買いに行った。
でだ、タワレコ辺りに着いたら、微かに”サイケデリック・ファーズ”
(80年代UK New Waveバンド)の“Love My Way”が耳に入って来た。
今は時代は令和だよな。TVドラマ「不適切にもほどがある ! 」みたいに、
渋谷を何も考えないで歩いている瞬間にタイムスリップでもしちまったんだろうか?
いや、確実に聞こえる。しかもイントロが、やたらリピートされてる。
オイラもついに幻聴が聞こえるようになっちまったのかと狼狽える。
必死に音元を探す。
答えは上の方にあった。
渋谷の街には商業CMを流す巨大な電光モニタがビルの上に多数掛かっているが、
そこからのCMで、“Love My Way”が使用されていたのだ。
どうやら広告主はアパレルブランドのようだが、オイラの世代じゃよう分からん。
(ゴルチェ、ギャルソン、ポール・スミス、キャサリン・ハムネット、ヴィヴィアン
とかじゃないと分からんもんな)

問題が解決したので、タワレコ内に入る。
3Fの邦楽フロアで”AJICO”の2nd EP”ラヴの元型”(6曲入りなので実質ミニアルバムだな)の
限定盤(「接続」ライブDVD付き)を購入する。
せっかく来たので、上階の洋楽エリアに向かったのだが、以前はロックポップスCDと
ビニール盤が同フロアであったが、6F一面がビニールジャンキーフロアに、
7Fがジャズ、ワールド、サントラ含めた洋楽フロアにリニューアル配置となっていた。
7Fで興味深かったのが、ハードロック含めたヘヴィメタル・エリアが拡大されていたことだ。
(何の脈絡も無しにタワレコさんも無駄な労力は使わんよな)

“AJICO”の1stアルバム”深緑”は2001年発表なのだが、恥ずかしながら
オイラは約20年後に、FMラジオで知ったのである。
タイトル曲“深緑”の和製サイケ感には見事に心を奪われた。
そして、もっと驚いたのはメンバーがUA、ベンジー、TOKIEさんで
あったことだ。(強力過ぎるだろ)

”ラヴの元型”は後日に、ゆっくり聞いてみた。
ちょっと前に、自主制作盤は音質・録音は悪いが熱意・本気度が
素晴らしいと書き、今でも嘘とは思っていないが、
メジャー系のスタジオワーク作品の音の細かさ・分離もこれまた素晴らしいわな。
“AJICO”で言えば1st EP”接続”、この2nd EP”ラヴの元型”は、まさにそれに
該当する。
(1stアルバム”深緑”は、おそらく敢えてモコモコしたローファイな雰囲気にしてあると
思われるが、逆に、それが各楽曲にマッチしている)

”ラヴの元型”は全体的に無国籍サウンドで不思議な空間を感じる。
個人的にはタイトル曲で、TOKIEさんのベースがビンビン来る
人力ディスコテック・ナンバー”ラヴの元型”と”深緑”を思わせる
美しいナンバー”言葉が主役にならない”が推しかな。
1stアルバム”深緑”がタップリと12曲収録に対し、EP扱いだから
止むを得ないが”接続”が4曲収録、この”ラヴの元型”が6曲収録なので、
もうちょっと聞きてえじゃねえかというのが本音ではある。

 

渋谷タワレコ公式サイト

https://towershibuya.jp/floorguide

 

 

★AJICO/ラヴの元型(from 2nd EP”ラヴの元型”)

 

★AJICO/言葉が主役にならない(from 2nd EP”ラヴの元型”)


 

 

 

★AJICO/地平線 Ma(from 1st EP”接続”(2021年発表))

 

★AJICO/深緑(from 1st アルバム”深緑”)

 

★AJICO/すてきなあたしの夢(from 1st アルバム”深緑”)

 

 

★Psychedelic Furs/Love My Way