やっと手に入った | そんな事どっちでもイイですよ★★★☆☆(≒DFT JAPAN公式サイト Ver.4.0)

そんな事どっちでもイイですよ★★★☆☆(≒DFT JAPAN公式サイト Ver.4.0)

我々80年代に栄光あれ、そしてマイナーに愛あれ!!
深夜の解放区、
アノ懐かしの「クロスオーバーイレブン」を目指す(嘘々)
All Mix Juke Box♪

*注意:タイトルor本文が動画とリンクしていないこと多々有りm(_ _)m

学生時代に見た映画で「セーラー服 百合族」ってのがあったんだけど、

主演の山本奈津子さんと小田かおるさんのコンビネーションが異様に

絶妙だった。

それに輪をかけて良かったのが音楽で、とにかく映像とのマッチングが

素晴らしく、”ピストルズ”の”Holidays In The Sun”のギターリフを思わせる

イントロで始まるポップロックナンバーが、しばらく頭の中をグルグルと

駆け巡った。

ところだが、エンドロール等で音楽担当のテロップを見忘れたかで、

誰の作品だか分からず、当時の少ない情報網では、知るすべもなく時間は経過した。

結局、数十年後のネット社会となり、あ、東京NEW WAVEの流れの

“ピンナップス”が担当していたんだと、色々と詳細が判明する。

 

そのピストルズ風ポップロックは”ドキドキ”という曲で、

彼らの2ndアルバム”抱きしめて!!”に収録と分かり、すぐに、

貸レコード屋さんに行き、CDを借り、カセットテープにダビングし、

しばらく聞いていたが、ロックンロールとNEW WAVEを

融合させた面白いサウンドやリタさんの直進する声が気に入り、

中古含めCD(orレコード)を探し回ったが、まず見つからなかった。

 

そんな或る日、ふと覗いた新宿ディスクユニオンで、中古CDの

”抱きしめて!!”を見つけたのだ、しかし値段が確か15,000円~

20,000円だった記憶・

クゥ~、これは高いと諦め(涙)

 

時は、だいぶ経過し、先日、ネットを弄っていて、

タワレコのサイトで“ピンナップス”の1st&2ndアルバム(CD)が

9月に再発とのページを発見し、10日前位に、仕事帰りに

渋谷タワレコに行って確認してみたが、受注生産のため、

キャンセルができませんとのこと。

(ずうっと探してたモノなので、しませんがな)

おととい、2ndアルバム”抱きしめて!!”が店に入荷したとの

ショートメールが入り、昨日、渋谷に引き取りに行って来た。

盤起こしのようだけど、もう全然オイラは満足!!

CDの表面が意図的にアナログ盤のデザインになってるとこも素敵だよね。

 

 

あ、映画「セーラー服 百合族」のことも少し触れておく。

正直、にっかつ配給のロマンポルノ作品なんだけど、

第3弾まで制作された。

第2弾では、今やテレ朝の刑事ドラマでは欠かせない

内藤剛志さんが出演していたことも懐かしい。

 

オイラが見始めた頃は、ちょうど「ピンクのカーテン」(1982公開)で、

美保純さんがブレイクした時で、70年代作品がシリアス物が

主流であったのに対し、80年代以降はポップなテイスト作品や

いわゆる通常のスクリーンの女優や有名タレントが主演する作品が

増え始めたのも興味深い流れであった。

ただ、いずれにしても、直接的にエロくないのだ

(そこがポルノとロマンポルノの違いなのだろうが・)。

のちのち日本映画界を支える監督が若く、知名度も資金もない時に、

日活で制作していたケースも多かったので、クオリティが高い作品も

少なくなく、すれ違いの愛を描いた作品も多く、泣けたね。

ポップ路線が増えてからは、ほとんど笑えるラブコメ

で、それはそれでオイラは大好きだったな。

見るために年齢制限があり、マイナーなイメージが強く、

一般的に解放されていなかったため、

秀作が世から埋もれてしまったのが残念でならない。

ねえ、だって今は、もっと過激な映像が良くも悪くも

無料でタレ流し状態なのにね・・・

 

日活ロマンポルノ公式サイト

https://www.nikkatsu-romanporno.com

 

 

 

★ピンナップス/抱きしめてBaby!

 

★ガールズ/野良猫

 

★近田春夫/ああ、レディ ハリケーン