退職カウントダウンがはじまりました!
入社したばかりの新人さんと部下たちに引継ぎ業務を行っています。
私は専務からの丸投げ仕事をこなしてきたため業務量は膨大です。
専務は、私が退職することによって
人員補充+増員しても回らないかもぉ・・・ くっそぉ・・・
と焦っているようです。
部下たちが専務の様子を逐一報告してきます。
どこの世界にもチクる人は必ずいますからね!笑
「パワハラモラハラ上司選手権」が開催されるなら
日本代表になれる専務ですよ。
私は専務の横暴に耐えながら、こんな日が来ることをどれほど待ち望んだことか!
やっとN社から解放されます。
やっとゲス専務とおさらばできます☆
今までさんざんゲス専務のことを愚痴ってきた私です。
退職を前に、ワーキャー浮かれてると思うでしょ?
それが、まさかの、凹んでるというね。
切なくて、やるせない、この気持ち。
それは、ある日の帰宅時のこと
会社を出て、信号待ちをしていたら
「お疲れっすぅー」自転車通勤の業務部K君が挨拶してきました。
笑顔を絶やさないスマイル男のK君とは
部署は違えど、お互いに「定時退社ファースト」なので
たびたび退社時刻が重なります。
信号待ちの短い間に「今日も定時あがりすっねー」「ねー、お疲れー」
親しく挨拶をする間柄です。
退職まで1ヶ月のカウントダウンに入ったこともあり
信号待ちの間に、2月末で退職することを伝えました。
「えー?! まじでー?!」
本当に驚いたのか、いきなりタメ語!笑
さらに、信号が青に変わってもK君はいつものように自転車で立ち去らず、
自転車を降りて、自転車を押しながら、私と並んで横断歩道を渡ります。
いつもの挨拶と違い、私の退職話だったからでしょう。
なんて礼儀正しいの♡
さらにさらに、K君は横断歩道を渡った後も自転車には乗らず
「なんで辞めるの?」この後ずっとタメ語で聞いてきます。
会社から駅までの歩道を、並んで歩きながら。
私たちより後に会社を出た外国人社員Tくんに「お、お、お疲れしゃまでしゅ」
挨拶されながら、ニヤニヤされながら、追い越されたり。
T君がスイーっと自転車をこいで過ぎ去っても
K君は自転車を押しながら、隣りを歩いています。
私からチラっと専務のことを話しました。
専務の理不尽さは業務部にも知れ渡っており、
K君も上司から聞いていたそう。
「(K君と私をスカウトした)N先輩は専務に何も言ってくれないの?」
言ってくれないのよー。完全に専務側なのよー。
ちょ、待てよ。
N先輩とK君は仲良しです。
N先輩がK君をスカウトするくらいです。
K君も口は堅そうに見えますが、ここは用心に越したことはありません。
なんせ、私は「寿退社」するんですからねっ!!!!
K君に嘘をつくのは胸のあたりがチクっとします。
しかし、スラスラと出てくるもんです。
「私、結婚しようと思ってて」
N先輩に「結婚するから辞める」と言った手前もあり
N先輩と繋がっているK君にも同じことを伝えるのがベストでしょう。
まぁ、私が「いつか結婚しよう」と思っているのは嘘でもないし。
いつかねwww
K君は、一拍だけ間があって
「良かったですね、おめでとうございます」にっこり。
そして、K君は笑顔のまま
「俺、美子さんのこといいと思ってたのにな♡」
まーじーでーーー?!
私のバカ、バカ、バカーーーー!!
なぜ、結婚するなんて言ったのよー。
結婚なんかしないのにーwww
今さらK君に対して
「実は結婚しないの」と言ったら、それこそ嘘つきじゃんwww
何を隠そう、K君は某資産家のご子息ですよ。
本人も「お金のために働いるわけじゃないんで」あっさり言えちゃうレベルの。
日が暮れた駅までの道のりで
資産家に嫁ぐという眩いばかりの輝かしい未来が
キラリと光っては
一瞬で消えてしまう流れ星のように見えました。
切なっ・・・ やるせな・・い・・・☆彡
私が書いた妄想脚本のせいで、こんな目にあうなんて・・・
もうね、あの脚本は「呪いの脚本」と化してきましたよ。
【参照】専務室で上演された演目「完璧な退職理由」脚本:私 主演女優:私
それからの私は、漫画でよく見るパンチをくらった時に星が飛び散る
あの状況に陥ってしまいまして
私が駅方面へ、K君が自宅方面へと向かう分かれ道まで
その後、歩きながら何を話したのやら???
翌朝出勤すると、部下が駆け寄ってきて
「美子さーん、業務部のKさんと歩いているの見ましたよー」
経理Fさんとメンヘラちゃんが車で一緒に帰ったそうで
「お二人で仲良さそうに歩いていらっしゃったから~」
「お二人でどこか行かれたんですか?」
ヒュー、ヒュー♡ なノリ。
「私が寿退社するという嘘をついて
会社を辞めるせいで資産家の息子を逃したー!!」
私の業務を押し付けられる部下たちに、この真実を言えるわけがない!!!!
入社したばかりの新人さんと部下たちに引継ぎ業務を行っています。
私は専務からの丸投げ仕事をこなしてきたため業務量は膨大です。
専務は、私が退職することによって
人員補充+増員しても回らないかもぉ・・・ くっそぉ・・・
と焦っているようです。
部下たちが専務の様子を逐一報告してきます。
どこの世界にもチクる人は必ずいますからね!笑
「パワハラモラハラ上司選手権」が開催されるなら
日本代表になれる専務ですよ。
私は専務の横暴に耐えながら、こんな日が来ることをどれほど待ち望んだことか!
やっとN社から解放されます。
やっとゲス専務とおさらばできます☆
今までさんざんゲス専務のことを愚痴ってきた私です。
退職を前に、ワーキャー浮かれてると思うでしょ?
それが、まさかの、凹んでるというね。
切なくて、やるせない、この気持ち。
それは、ある日の帰宅時のこと
会社を出て、信号待ちをしていたら
「お疲れっすぅー」自転車通勤の業務部K君が挨拶してきました。
笑顔を絶やさないスマイル男のK君とは
部署は違えど、お互いに「定時退社ファースト」なので
たびたび退社時刻が重なります。
信号待ちの短い間に「今日も定時あがりすっねー」「ねー、お疲れー」
親しく挨拶をする間柄です。
退職まで1ヶ月のカウントダウンに入ったこともあり
信号待ちの間に、2月末で退職することを伝えました。
「えー?! まじでー?!」
本当に驚いたのか、いきなりタメ語!笑
さらに、信号が青に変わってもK君はいつものように自転車で立ち去らず、
自転車を降りて、自転車を押しながら、私と並んで横断歩道を渡ります。
いつもの挨拶と違い、私の退職話だったからでしょう。
なんて礼儀正しいの♡
さらにさらに、K君は横断歩道を渡った後も自転車には乗らず
「なんで辞めるの?」この後ずっとタメ語で聞いてきます。
会社から駅までの歩道を、並んで歩きながら。
私たちより後に会社を出た外国人社員Tくんに「お、お、お疲れしゃまでしゅ」
挨拶されながら、ニヤニヤされながら、追い越されたり。
T君がスイーっと自転車をこいで過ぎ去っても
K君は自転車を押しながら、隣りを歩いています。
私からチラっと専務のことを話しました。
専務の理不尽さは業務部にも知れ渡っており、
K君も上司から聞いていたそう。
「(K君と私をスカウトした)N先輩は専務に何も言ってくれないの?」
言ってくれないのよー。完全に専務側なのよー。
ちょ、待てよ。
N先輩とK君は仲良しです。
N先輩がK君をスカウトするくらいです。
K君も口は堅そうに見えますが、ここは用心に越したことはありません。
なんせ、私は「寿退社」するんですからねっ!!!!
K君に嘘をつくのは胸のあたりがチクっとします。
しかし、スラスラと出てくるもんです。
「私、結婚しようと思ってて」
N先輩に「結婚するから辞める」と言った手前もあり
N先輩と繋がっているK君にも同じことを伝えるのがベストでしょう。
まぁ、私が「いつか結婚しよう」と思っているのは嘘でもないし。
いつかねwww
K君は、一拍だけ間があって
「良かったですね、おめでとうございます」にっこり。
そして、K君は笑顔のまま
「俺、美子さんのこといいと思ってたのにな♡」
まーじーでーーー?!
私のバカ、バカ、バカーーーー!!
なぜ、結婚するなんて言ったのよー。
結婚なんかしないのにーwww
今さらK君に対して
「実は結婚しないの」と言ったら、それこそ嘘つきじゃんwww
何を隠そう、K君は某資産家のご子息ですよ。
本人も「お金のために働いるわけじゃないんで」あっさり言えちゃうレベルの。
日が暮れた駅までの道のりで
資産家に嫁ぐという眩いばかりの輝かしい未来が
キラリと光っては
一瞬で消えてしまう流れ星のように見えました。
切なっ・・・ やるせな・・い・・・☆彡
私が書いた妄想脚本のせいで、こんな目にあうなんて・・・
もうね、あの脚本は「呪いの脚本」と化してきましたよ。
【参照】専務室で上演された演目「完璧な退職理由」脚本:私 主演女優:私
それからの私は、漫画でよく見るパンチをくらった時に星が飛び散る
あの状況に陥ってしまいまして
私が駅方面へ、K君が自宅方面へと向かう分かれ道まで
その後、歩きながら何を話したのやら???
翌朝出勤すると、部下が駆け寄ってきて
「美子さーん、業務部のKさんと歩いているの見ましたよー」
経理Fさんとメンヘラちゃんが車で一緒に帰ったそうで
「お二人で仲良さそうに歩いていらっしゃったから~」
「お二人でどこか行かれたんですか?」
ヒュー、ヒュー♡ なノリ。
「私が寿退社するという嘘をついて
会社を辞めるせいで資産家の息子を逃したー!!」
私の業務を押し付けられる部下たちに、この真実を言えるわけがない!!!!