Club Beltempo vol.2  【水の都 ブルージュ】

本日は、パリから車で3時間の場所にあるベルギーのブルージュという街をご紹介します。

中世の町並みが残るベルギーの北西にある水の都ブルージュは、街の中心部が世界遺産にも登録されおり「北のベニス」や「屋根のない美術館」など、 様々な別名を持つとても美しい街です。町を流れる運河には50以上の橋が架かっています。


ブルージュの歴史について

街の起源が9世紀に遡るブルージュは、運河を通じて北海とつながり、13世紀から14世紀にかけてハンザ同盟の中核都市として、毛織物の交易が盛んでした。しかし15世紀後半、北海から流入する土砂で運河が埋まり、船の航行ができなくなり、港の機能を失ったブルージュは衰退します。以来、繁栄の頂点にあった中世の町並みを残したまま、ブルージュは時の流れを止めてしまいました。
13:06 Club Beltempo ブルージュが再び脚光を浴びるのは19世紀末。ベルギー出身の詩人・作家のジョルジュ・ローデンバックの小説『死都ブルージュ』が、フランスのフィガロ紙に掲載されてから。運河が縦横に走り、教会の鐘が響く石畳の町並みが多くの人々を惹きつけ、ブルージュはベルギー有数の観光地としてよみがえりました。

世界遺産「ブルージュ歴史地区」の中心・マルクト広場では、ハンザ商人の富の象徴であった破風をもつ切妻屋根のギルドハウスや、世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」にも登録されている高さ約83mの鐘楼が訪れる人を惹きつけます。

また、マルクト広場の南西にあるベギン会修道院は、世界遺産「フランドル地方のベギン会修道院」の1つ。世界遺産の中にさらに2つの世界遺産を抱える古都ブルージュの町並みは、訪れる人を魅了し続けます。

 

 

ブルージュでは運河をボートでクルーズしたり、馬車に乗って石畳の道を走ったりしながら気軽に街を巡るプランを予定しています。

ランチには名物のムール貝の酒蒸しはいかがでしょう?ティータイムには、ベルギーワッフルもお忘れなく!お土産には、ブルージュの特産品である精巧なレース製品やチョコレートが並ぶショップへ出かけてみましょう。

ベルテンポでは、初日にパリからブルージュへ移動し、2連泊をします。
ブルージュで2連泊することで、長旅の疲れをしっかり癒していただきたいと考えています。ゆったりとした時が流れるブルージュで、ゆっくりと過ごしましょう。