旅の２日目は日南線の旅。
水戸岡デザインの中でも上品さが際立ちます。
日南線はローカル線の中のローカル線ですが、風光明媚なところを走ります。景色の良い場所では停まってくれるのです。
アテンダントの方はなかなか忙しく、車内改札、車内販売、観光案内、そして紙芝居まで。
日南めぐり号が楽しそうです。これに乗ることにしました。田舎のバスのドライバーさんはおしゃべり好きなので楽しいです。
前面のゆるきゃらは、バカ殿？
無人駅青島から南郷まで、観光特急の海幸山幸で１時間のお楽しみです。
青島からの乗客は私たちだけでしたが、車内は満席でした。
ちなみに紙芝居は海彦山彦のお話。裏にはカンペ（笑）
ディーゼルカーは外壁にも飫肥杉が使われています。メンテナンスが大変そう。
途中、飫肥駅で７分ほど停車。もっとゆっくり停まれば特産品も売れるのにと思いました。
終点の南郷駅にて。折り返しも乗りたい気持ちを抑えて観光に出かけます。
南郷駅から15分ほどで道の駅なんごうへと向かいます。駅前にジャカランダが咲いていました。
今回の旅のメイン。道の駅なんごう。
すごい人ですが、
綺麗な花です。
えー、鉢植えだけ？
あいにく、ジャカランダの森はまだ全く花が咲いていなくて、鉢植えの鑑賞となりました。
なんて、少し思ってしまった自分に反省。
ジャカランダはとても寒さに弱く、なかなか手間ひまかかるそうで、
「これで16年目じゃ」と鉢を出品しているおじさんに言われて脱帽。
ジャカランダの森も３０年、１００年のスパンで考えないとやれないプロジェクト。
先人の決断と、それを受け継ぐ人たちを心から尊敬します。
カジノで誘客しようなどと考えている人たちに爪の垢を煎じてあげて欲しいと思います。
旅は続く。