パリでの超時間の乗継ぎは、
とにかく待合ゲートが寒かったのひとこと。

お客様は上着を総動員。
半袖の私もやむを得ず長袖を出しました。

凍えるパリからチューリッヒへ。
エールフランスのA319。
早朝便にも関わらず満席です。


チューリッヒでは飛行機がスポットに付かなかったので
特別な車で護送?して貰いました。


ガイドさんの出迎えを受け、スイス国鉄に乗継ぎます。
いつみてもデカイ。


スイスは各駅での乗継ぎ接続が絶妙に作られており、
10分以内で乗継げるダイヤなのですが、
足の悪い私達には忙しすぎるのです。
なので、トイレ休憩を取り、1時間のインターバル。
まあ、電車が色々来るので退屈しません。
ベルン駅のトイレは清潔ですが、2フラン(240円くらい)します。
高っ。



次に乗る国際特急は、車高が高く、車イスではそのまま
乗り込めないため、駅係員のサポートをお願いしました。

やって来たのはぴちぴちの男の子。


英語は苦手とおっしゃっていたお客様。
突然、流暢?な英語がすらすら出てきて、
年齢やら夏休みのアルバイトなのか、など
ねほりはほり聴いています。

これって、ナンパ?


ちなみに彼は16歳!
お客様が仕入れた情報によると
インターンシップらしいです。
凄いなあ、スイス。

真面目な話しをひとつ。
スイスのベルン。
ベルンは「クマ」と言う意味です。


ベルンと熊本って、姉妹都市なのだろうか。
違うならぜひ姉妹都市提携を。

くまもんを親善大使に送り込んだら
ベルンの人に受けると思うのです。

真面目な話しをもうひとつ。
スイスでは自転車を携えたトラベラーを大勢
見かけます。

自転車を抱えたまま、普通に電車に乗れるからです。



駅のホームは階段ではなくスロープ。
車内には自転車のラックも設置され、
家族で鉄道で移動し、到着地では自転車で
サイクリング。

羨ましい限りです。
北海道や九州などでは出来そうな気もします。

あ、大事なことを書き忘れました。
先ほどの16歳少年の仕事は、
「車イスのリフト操作」でした。


車高の高い車の場合、この手動リフトで
ドアの高さまでつり上げて貰います。

スイスではすべての駅にこのリフトが設置されています。

ドイツから来たインターシティエクスプエスは快走。
トゥーン湖です。


インターラーケンでは晴れ間も見えて来ました。


頼む、雨よ降らないでくれ!
アイガーも見えています。