昨夜は仙台市内で、
チーム「世界の山ちゃん」と軽い打ち上げをしました。
サーカス弦間までの移動を考えて、仙台の郊外のホテルに泊まっていたので、
市内まで電車で移動をしました。
そして、今日が、亘理町のWサーカスなので、早めにホテルに戻りました。
亘理町は思い入れのある場所。
震災直後から何度も通っています。
逢隈小学校や吉田小学校の避難所で、様々な出会いがありました。
そのご縁・・・・続いています。
吉田小学校の際にできた宮前仮設住宅。
山に迫った場所にあります。
友だちになった子どもたちの身長が伸びています。
今日は、那須のパン・アキモト・チームが参戦してくださり、
揚げパンに手作りアイスキャンディー!
綿菓子にジュース。
先に子どもが集まり、
その後に、重い腰を上げてくださったおばあちゃん達が、
まがった腰で、ゆっくり歩いてくる。
テントの中で、ぎゅうぎゅう詰めで大笑いして帰って行く。
腰が少し伸びている気がする。
「また来るね。」「また来てね。」
この会話だけでいいのです。
11時のサーカスの後に、テントをたたみ、
15時のサーカスに間に合うようにテントを建てる。
しかし、静岡から千葉から集まった精鋭部隊の動きに、
まったく無駄がありません。
2時間かかった設営が、1時間に短縮され、
亘理町最大の仮設住宅「公共ゾーン」でのサーカスも無事開始。
ただ、少し前から雲が怪しい・・・・・
設営時の雲。
夏の積乱雲が、美しいコントラストを作っている。
しかし、サーカスが始まる少し前が、雲の色が灰色になり、
山手では、雨が降っているのが肉眼で確認ができる。
サーカスが始まったら、お客様の後ろの方で、
何度も稲光が!
アクロバットをしながら、きれいな稲妻を何度見たことか。
非情にも雨が降りだしました。
サーカス終了。
最高で4回パフォーマンスを観てくださったことがある方も。
名残惜しい別れでした。
雨はすぐ上がったものの、
濡れたテントはたくさんのほこりや泥を付着してしまい、
会社でまた洗わなくてはいけない・・・・・
ただ怪我なく、無事に7日間9カ所。
ツアーが終了です。
立派なサーカス人が出来上がりました。
僕は最終便で名古屋に。
最終の飛行機は気分的に疲れが倍増するので嫌いなのに、
到着機遅れで、1時間遅れの出発。
日付が変わって家に到着しました。
明日、愛知県の端、静岡と長野の県境。
北設楽郡の豊根村で講演です。
そして、明後日、仙台に戻ります。
ちなみに家は名古屋です。