予測はしていたものの、
朝のホテルの窓からの景色は僕の気を引き締めました。
しっかり雪が積もっています。
仙台の東の端のホテルから、
高速道路で亘理町に向かう車の中で、
1年前もこんなに寒かったんだということに気づきました。
雪がしっかり降っていました。
一昨日の夜、事前に場所を確認させていただいていました。
520世帯。
おそらくここまで大規模の仮設住宅は少ないのでないでしょうか。
その南側にできた復興商店街。
7時半からその中心にテントを張り始めました。
事前に商店街の会長が雪かきをしていてくれました。
2時間ほどでテントを張り、1時間のパフォーマンス。
1時半でテントを撤収し、
吉田小学校横、宮前仮設住宅でまたテントを張る。
砂利の上に、シャーベット状の水たまり。
ものすごく寒かったのですが、
雪景色の中に立つ紅白屋根のテントに子どもも大人も吸い寄せられてきました。
今年の正月。
この仮設の人たちと約束をしました。
「集会場ではできない大きなパフォーマンスができるテント持ってくるからね。」
幸せな空間ができました。
ツアーの最終日は天候的には最悪でした。
しかし、体も冷え切って、手足もしびれていましたが、
自分たちのできることをやりきった自分の気持ちは、
とても温かくなっていました。
シャワーを浴びると、手足が急に温められ、痺れました。
テントサーカスは始まったばかりです!
今は東京の赤坂です。
この後、講演会です。
明日は茨城県の被災地の小学校に行きます!