こんばんはポゥ。
今日は風の強い一日でした。巣の大掃除をしてスッキリ気持ちのいいClowlです。
面白い本に出会うと、ついつい夜更かししてしまいますね。
でも夜眠れないときに読むものがあるのは安心します。
(面白すぎると余計に眠れなくなりますが・・・汗)

今日ご紹介するのはそんな面白すぎる1冊!

$Clowl's Phantasien Library

「ハイドゥナン」  上・下   藤崎 慎吾   早川書房

著者は 海洋学を専攻し、科学雑誌の編集をしていた人だそうです。

<あらすじ>
西暦2032年、地殻変動により琉球諸島沈没の危機が迫る。
与那国島に住む、巫女的存在の 後間 柚(こしまゆう)と共感覚を持つ青年 伊波 岳志(いばたけし)は「琉球の根を掘り起こせ」という神の声に命じられ、大地の怒りを鎮める祈祷を捧げる為海底遺跡へ。
奇しくも、政府特別機関が設立され、研究チームが地殻変動をくいとめるべく方法を模索していた。
各国が、海底資源確保にしのぎを削っているそんな時期。
米国の宇宙生物学者ホーマー(ネイティブアメリカンの末裔)は 木星の衛星エウロパに新しい人類再生の夢を託していた。



科学と祈り(人間の潜在能力)、近未来の地球はどうなっているのでしょう?
SFといっても、かなり現実味があってドキドキします。大丈夫かな・・・?オロオロっていうドキドキ・・・
いろいろなものに耳をすまして暮らしていきたいと思います。


ちなみに本のカバーは、作者が執筆中多くのインスピラーションを得たという 
田中 一村の「アダンの木」「奄美の杜」
Clowlも好きな画家さんだよ。 

それではまた明日お会いしまポゥ。

お久しぶりでポゥ!Clowlです。

羽の調子がめっきり良くなったので、調子に乗ってドイツまで飛んでいきました。

さすがに長旅で疲れましたが、ゲーテさんのお家に行ったり、ミヒャエル・エンデさんの博物館に

行ったり、そして時々美味しいパンをついばんで、随分ゆっくりしてきました。


今日はそんな旅のお供をしてもらった本の紹介です。


「若きウェルテルの悩み」 ゲーテ


はじめてのゲーテ・・・

ドイツといえば、ゲーテね、っていうことで、一番薄かったウェルテルさんからスタートです。


Clowl's Phantasien Library

・・・本当に恋のお悩みですね。


あまり共感はできませんでした・・・。


本当にずっと悩んでます。恋に焦がれて苦しんで、かなりナルシストで

インテリ君なウェルテルさん。婚約者のいる(後に結婚してしまう)ロッテさんが好きで好きでたまらないのです。

ウェルテルさんの言葉だけ見ていると、一方的なストーカーみたく見えてしまうのですが、ロッテさんの

言葉の端々にも、あぁ、私、旦那のことは愛しているけど、ウェルテルさんも失いたくない・・・

なんて思わせぶりな態度が見え隠れ。

君が手に入らないのなら、僕はこの世に未練はないさ・・・


お空はこんなに青いのに、パンもこんなに美味しいのに、あなたにはロッテさんしか見えないんだね。




ロッテ・・・   私はこのロッテが曲者に思えてならない。

あぁ、私ってなんて罪な女なの!ウェルテルさんは私を愛するあまりに・・・


というロッテの心の声が幻聴のように聞こえてきた。


ウェルテルさんみたいにまっすぐで繊細な人には、思わせぶりなことは言ってはいけない。

っていう教訓になりました。

純粋な心でぶつかってくるウェルテルさんの言動は、純度が高すぎて息が苦しくなります。



かのナポレオンは、この本をエジプト遠征中にポケットに忍ばせ、7回も読んだとか。


私もあと5年後くらいにもう一度読んでみよう。そうしたらまた違う感想になるかもしれない。




ドイツに一緒に持っていった、「ファウスト」ゲーテ はまだ途中。こちらのほうがClowl好み。

でもこれはまた、次のおはなし。



おはようございまポゥ!
暑い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしですか?
Clowlは羽の調子も良くなったので、今日からちょっと遠出してみようかな、なんて
思っています。

人はだんだん大人になると、あたまでっかちになるみたい。
こどものころって、あたまの中がもっとシンプルだったのかしら?

今日はやわらか頭で読んでみると、面白い世界が見えてくるってお話の紹介です。

$Clowl's Phantasien Library

「まよなかのパーテイー」   ピアス短編集  フィリパ・ピアス


まよなかに一匹のハエがチャーリーの耳に。

弟は起きないし、おかあさんは
「ハエなんかいやしませんよ、あれこれ想像するのはやめてベットに戻りなさい」と。
水を一杯飲もうと台所におりていくと、そこには姉のマーガレットがいて、
犬のフロスを慰めていたなんて言う。

一番上の姉アリスも起きてきて、サンドイッチを作りココアを沸かし、お母さんが作り置きしてた
マッシュポテトでポテトケーキを作ってパーテイを。
ねぼけている弟のウィルソンにパラダイスケーキと称してポテトケーキを食べさせ、すっかり後片づけして偽装工作終了。


次の朝、お母さんはあったはずのマッシュポテトを捜していた。ウイルソン「夕べ、パラダイスケーキ食べたんだよ」
お母さん「あんたは夢を見たの、もうあきらめたわ。あれを作ったのは先週の週末だったにちがいないわ」 だって。

イギリス ケングリッジ 作者の住む自然、子供たちの日常を描いたほかの短編もとても魅力的です。