東京ドームで開催されている世界らん展に
行ってきました。
お目当ては、何といってもフラワーアーティストの中で
一番タイプなニコライ・バーグマン さん♪
イベントでお姿は何度か拝見したことがありますが
デモンストレーションは初めてです。
40分の中で5作品を仕上げた
無駄がない、美しい手の動き
そしてチャーミングな笑顔に見とれました~
トクサで囲んだ器に合わせたのは
茶色がかった色合いのバラやカーネーション。
「ランは特別な花だから
他の花よりも、目立つように使います」
タイガーオーキットを垂直に立てました。
このランのあしらいは個性的ですよね。
2種類の花束です。
右はバンダを一輪ずつはずして
使っています。
色も香りも優雅なバラ(リーク)に魅せられて
バンダが蝶のように舞っています。
左の花束はモカラの尖った形状をいかした
動きのあるデザインです。
どちらの花束も、くすんだ色の花を使っているので
少し明るめのグリーンを使って
ちょっぴり明るさを加えています。
「この仕組みどうなっているの?」
花の勉強をしている方だったら
ついのぞきこんでしまいますよね!
ガラスの器にウンリュウヤナギを入れて
その上にチューブグラスのついた
ウンリュウヤナギのネストが置いてあります。
アレンジメントで花を取ってしまったランの鉢をリサイクル?!
ネストの上に、飾った鉢の根がなかなか絵になります。
「ランって花も美しいけれど
根も魅力的ですよね!」とニコライさん。
ゴージャスなランも
アジサイやウンリュウヤナギで
いつもほど気取って見えない
ナチュラルな作品です。
こちらも同じようなコンセプトのデザインですが
(これは別の日のデモで作った作品)
高さやランの種類色が違うので
印象がずいぶん変わりますね。
ホテルやショップのディスプレイに
映えそうな、高さのあるデザイン。
ランを使うデザインは
「シンプルにまとめて
ランの魅力を引き立てること」を
心掛けているそう。
最後はあじさいを花留めに
使ったデザインです。
これだったらお家でも作れますね。
日本に来て心ひかれた花材
ラン・あじさい・枝ものを使った
モダンなニコライワールドを堪能できたひとときでした。
らん展では、60鉢ほど買い物されたとか・・・
素敵な作品に変身するのでしょうね。
今まで出かけたニコライさんの展覧会です。
ニコライさん独特の北欧と日本の融合した
作品をお楽しみください。
リンクを貼っておきますね。
2008年 表参道ヒルズ
2009年 シャングリラホテル Part.1
2011年 テーブルウェアフェスティバル
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